意図的に映像に残像を残すことでめちゃめちゃかっこいい映像表現をすることが可能となります。
残像を残す上で必要なものとしてモーションブラーという機能があります。
Final Cut Proには元々モーションブラーは入ってはいないので、プラグインとしてダウンロードする必要があります。
ダウンロードはしなければなりませんが、無料でダウンロード可能ですので、ぜひこの記事を読んだ皆様はダウンロードし使用してみてもらえたらと思います。
今回の記事はFinal Cut Proで使用可能なモーションブラーの無料ダウンロード方法〜適応方法まで解説していきます。
モーションブラーとは
モーションブラーとは:モーションは「動き」、ブラーは「ボケ・ブレ」動きのある映像にボケ・ブレを加えるということ
動画にブラーを加えることで適度なブレを表現したり、ブラーを強くすることで新たな映像表現をすることが可能となります。
まずは分かりやすいように映像をみてください。
ブラーなし
ブラーあり
このようにスピード感・残像が残ってかっこいい映像になります。
ブラーの使う頻度は結構多いです。
これから使用場面・ダウンロード方法・使用方法を解説していきます。
モーションブラー 使用場面
・モーションブラーの使用場面
ハイパーラプス
タイムラプス
スピード感を出し残像をつけたい場合
ハイパーラプスやタイムラプスの中でも残像をつけるとカッコ良くなる場面で使用すると、映像の質がかなり上がります。
モーションブラーを無料でダウンロードする方法
モーションブラーを無料で提供してくださっている方:Ryan Nangleさん
ダウンロードリンクは下記より
https://10154417130356796.sellfy.store/p/vwad/
・モーションブラーのダウンロード〜適応方法
リンクから飛ぶと下記画面が表示されますので、Download for FREEをクリックしましょう
クリックしたら、Checkout画面に移ります。
①Email:自分のメールアドレスを入力
②ニュースが届くチェック:外してOK
③State:自分の住んでいる県を選択(ここは実際どこでも大丈夫)
④チェックしContinueをクリック
Continueをクリックすると下記画面が表示されます。
あなたのメールアドレスにメールを送りましたと記載されています。
View your orderをクリック
Downloadをクリック
ムービー→Motion Templatesをクリック
Titlesをクリック
先ほどダウンロードしたファイルをTitlesに入れます
これでFinal Cut Pro に適応させるまでの方法の解説が終了です。
次にモーションブラーの使用方法を解説していきます。
Final Cut Proでのモーションブラーの使い方
Final Cut Proを開きます。開くと先ほどTitleに入れたファイルが適応されております。
モーションブラーの種類はExtremeとModerateの2種類あります。
ExtremeはModerateよりブラーの強度が強いです。
番号は1〜3までありますが、1から順に強度が強くなります。
モーションブラーを入れていきます。
モーションブラーを伸ばしてクリップの長さに合わせていきましょう。
使い方は基本的に入れるだけで使用できますので、ブラーの強度等を確認しながら映像にあった種類・番号を選択していきましょう。
次に動くタイトルにブラーを入れる方法を解説します。
タイトルの上にブラーを入れていきます。タイトルは左から右に動くタイトルです。
このままだとタイトル以外のクリップにもブラーが適応されてしまいますので、タイトルのみにブラーを入れたい際は新規複合クリップにしなくてはなりません。
ブラーとカスタムを選択します
右クリックで新規複合クリップをクリック
名前は好きな名前で大丈夫です。名前を入力したらOKをクリック。
新規複合クリップを作成したらタイトルにだけブラーがかかって、クリップにはブラーがかからずにすることができました。
簡単ではありましたがブラーのダウンロード〜適応方法までの解説が終了となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はFinal Cut Proで使用可能なモーションブラーの無料ダウンロード方法〜適応方法まで解説していきました。
ブラーはかなり使用できますので、ダウンロードすることをおすすめします。
では、最後まで見ていただきありがとうございました。
その他のFinal Cut Pro の記事リンクも貼っておきますので、気になる記事があればチェックしてみて下さい。
・Final Cut Pro のその他の記事一覧
【FinalCutProX】カラーマスクの使い方を徹底解説【動画編集】
Final Cut Pro 10.6 新機能 オブジェクトトラッカーの使い方