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ドローン

Mavic Air 2の初期設定〜使い方まで徹底解説【DJI Drone】

マビックエアー2の購入後に行う初期設定方法って何から行っていいかわからない事が多いかと思います。

実際に筆者も最初は何から行ったらいいかわかりませんでした。

そういった際に時間をかけて調べる段階から始めるのは結構大変で、いい参考になる本やブログはないかと思っておりました。

 

その為、今回は分かりやすく初心者の方向けにマビックエアー2の初期設定方法〜使い方まで徹底解説しております。

 

Mavic Air 2 初期設定方法

・マビックエアー2初期設定
DJI Flyアプリをインストール
本体バッテリーと送信機の充電を行う
バッテリーをセット
マイクロSDをセット
プロペラをセット
送信機のセット
DJI Flyアプリを使用してマビックエアー2の初期設定を行う

 

DJI Flyアプリをインストール

Apple Storeで”DJI FLY”と検索し、DJI FLYをダウンロードする

DJI FLY はMavic Air 2を飛ばす際に必ず必要なアプリですので、まずダウンロードしましょう。

 

本体バッテリーと送信機の充電を行う

FLY comboを購入された方はバッテリー充電器が付いていますので、こちらで充電する事をおすすめします。

まずは充電器のセット。差し込み口を合わせて繋げる。

充電器をセットしたらバッテリーを繋げます。

バッテリーを繋げると緑のライトが2つつきました。
この状態はバッテリーが2つまで充電されているという事です。
4つ全てが充電されたら緑のライトは消失します。

プロポ(コントローラー)の充電はtypeCのコードを繋げる事で充電が可能です。

プロポもバッテリーは4つ表示され、充電が完了したら緑のライトは消失します。

 

バッテリーをセット

バッテリーのセット方法

上からカチッとセットするだけです。
ちなみに取り外し方はバッテリー横の左右に付いてあるボタンを押しながら上に引っ張ることで取り外すことができます。

マイクロSDをセット

マイクロSDの挿入口はドローン右側についております。

プロペラをセット

まずは黒色のスポンジを全部とりましょう。

プロペラの取り付け口は2種類ありますので間違えないように。

銀色で囲まれているプロペラは銀色で囲まれているプロペラ挿入口へ接続。
同じ色で合わせて下さい。

下記画像のような感じです。

押しながら右に入れ込みます。
※銀色ではないプロペラは左に入れ込みます

装着完了

送信機のセット

送信機の下側にスティックが付いています

スティックをつけます

装着完了

次に真ん中の黒い部分を引き上げてスマホを取り付けていきます

引っ張ると上に伸びます

中にはスマホを取り付けるコードが付いておりますので、画面左側のコードをとっていきます

このようにスマホが取り付けることができます。

DJI Flyアプリを使用してマビックエアー2の初期設定を行う

電源を入れる前にジンバルカバーは取り外しておきましょう

電源を入れる:ドローン・送信機

ドローンも送信機の電源の入れ方は、
1回目:短く押す
2回目:長押し

※電源が入ったらドローン・送信機ともに光ったり、音がなったりしますのでわかると思います

・DJI FLY アプリの初期設定方法

DJI FLY アプリを開くと下記画像が表示される
※機体・プロポの電源は入れておきましょう

自分が使用している機体モデル(MAVIC AIR 2)を選択します。

機体の電源が入っていたら機体をサーチ中となります

機体とアプリが連携されると下記画面が表示されます。
アルバム:今まで撮影した動画が保存されております
ファームウェア更新があれば最新の状態に更新しておきましょう。

GO FLY を選択すると下記画像が表示されます

赤色の丸を押すと動画撮影が開始されます。
その下にあるボタンは再生ボタンです。

画面右上の・・・を選択すると細かな設定が可能です。

障害物回避アクション:障害物の回避方法を選択可能です。
※FPVみたいに攻めた撮影をしたい際は障害物回避アクションはオフにしておきましょう

飛行保護:
最大高度は航空法で149mまでと定められていますので、149m以内に設定しましょう。
最大距離は制限なしでも良いかと思います。国土交通省の許可がなければ目視範囲内で飛ばさなければなりません。国土交通省の許可があれば目視範囲外での飛行も可能です。
自動RTH高度は、RTHでドローンが帰ってくる際に周囲の建物や木等の障害物の高さ以上の高度に設定しておきましょう。
周囲の建物の高さに合わせて高度設定をその都度行うのが理想です。

センサーのコンパス・IMUは適宜キャリブレートしておきましょう

バッテリー情報:
バッテリーセルバランスは同じになるのが理想です。
各電圧が0.03V程度までの差であれば問題はありません。もし0.03V以上の差が出るようでしたら、使用は控えた方がいいです。

バッテリーセルが満タンになるとおおよそ4.2〜4.3Vになります。

バッテリー電圧は3.7V以上であるかドローンを飛ばしている際に適宜チェックしましょう。3.7V以下ではバッテリーが30%以下になっているという事ですので、バッテリーの交換をしましょう。

3.5V以下になるとバッテリー出力が下がり、ドローン墜落の原因ともなりますので、気をつけましょう。

バッテリー温度は20度以上にしておくことでバッテリー劣化を防ぐことが可能です。

ドローンを探すを選択するとGPSを利用しドローンの場所を教えてくれます。

高度安全設定:
信号ロストした際にRTHするのか、その場で下降するのか、ホバリングするのかを選択可能です。
筆者はRTHに設定するのをおすすめします。信号ロストした場所が海だとして下降を選択しておくと墜落してしまうかもしれないからです。

プロペラ緊急停止する状況も選択可能です。

ジンバル:
ジンバルモードはフォローモード・FPVモードの2種類あります。
フォローモードは機体移動時にジンバルが水平固定され、FPVモードでは固定されずに自由に動きます。

最初からFPVモードは難易度が高すぎますのでフォローモードにしておく事をお勧めします。

ジンバルキャリブレーションは適宜行いましょう

高度ジンバル設定から細かなジンバルの設定を行うことができます。

高度ジンバル設定では、ノーマルモード・CineSmoothモード・スポーツモードの3つの設定が可能です。

ここの設定に関しては最初は設定は特にいじらず撮影しても問題ないかと思います。
ドローンを使用していく上で少しずつ自分好みに調整していくことをおすすめします。

ノーマルモード

CineSmoothモード

スポーツモード

スティックモードは初期ではモード2になっております。
筆者はモード2が一番使用しやすいのでおすすめです。

 

カメラから動画・カメラの設定が可能です。

フォーマット:MP4・MOVの2種類選択可能です。
MP4はあらゆる機器に対応しているファイル形式。
MOVはMacの標準動画形式で、再生するにはQuickTimeplayerが必要。

カラー:D-Cinelikeとノーマル
D-Cinelikeはカラー調整の範囲が広くカラグレの幅が広がります。細かな調整も可能です。しかし、ノーマルに比べるとカラグレの難易度は高いです。ノーマルでは撮って出しでも綺麗な映像となりますが、カラグレの幅は狭くなります。

コードフォーマットは基本的にH.264のままで大丈夫です
H.265の方が同じ画質のデータでもH.264と比較し半分の容量で保存できるので、H.264の方が性能が高いです。しかし、対応している編集ソフトが少ないというデメリットがあります。
H.265で記録した場合は動画ファイルの変換ソフトを使用することでH.265でも編集できるようになります。

・ちらつき防止
自動:基本的に自動でOK
東日本では50Hz
西日本では60Hz
に設定するとちらつきは防ぐことができます。

一般からヒストグラムを出したり、露出過多警告を表示したりする事ができます。
個人的にはどちらも設定しておくといいと思います。

ヒストグラム:露出をグラフで見るもの。ヒストグラムの山が左に寄ると暗い映像となり、右に寄ると明るい映像となります。基本的には中央に山がくるように撮影すると映像の露出は白飛び・黒潰れしない綺麗な映像となります。

グリッド線は対角線と3分割を選択しておくといいでしょう

ホワイトバランスは自動で大丈夫です。自分で設定したい方は手動にしておきましょう

保存場所はSDカードを入れると自動的にSDカードに保存されます。

録画時のキャッシュは一時的にデータを貯めておく機能。1度見たデータをもう一度見た際に早く動画を再生してくれます。
しかし、あまりキャッシュが多いと動作が重くなったりしますので、ある程度溜まったら消す事をおすすめします。

詳細からファームウェアの更新を確認できますので、時々確認するようにしましょう

これで初期設定方法は終了です。

DJI FLYアプリ 操作画面の見方〜使い方

まずはGO FLYをクリック。

GO FLY を選択すると下記画像が表示されます

GPS補足数はGPSの安定性です。GPSが途切れるとドローンとの接続が切れてしまいますので、途切れないようにしないといけません。
GPSが安全に届く範囲として、GPS補足数10以上が理想です。

黄色で囲んだところを選択するとバッテリーがあとどれくらい持つかの時間が表示されます

ストレージを選択すると、後何GB撮影が可能かわかります

RES&FPSを選択すると動画の画質とfpsを選択可能です

EVを選択すると露出調整が可能です

黄色で囲んだところをクリックするとAUTOとPROの切り替えが可能です。
AUTO:ドローン本体が自動でシャッタースピード、ISO感度を設定。露出のみ設定可能
PRO:シャッタースピード、ISO感度を自分で設定する。その際にはMM(適正露出)を約0に合わせるように撮影すると綺麗に写ります。

安全アシストモードを有効化したい際は黄色で囲んだところをクリックしましょう

右の上から2番目を選択すると
・写真
・動画
・クイック
・ハイパーラプス
・パノラマ
を選択できます。

・写真
1.シングル:1200万画素で通常の1枚撮影モード
2.48 MP:4800万画素の超高画質の撮影モード。縦横比は4:3のサイズとなる。
3.スマート:1200万画素でシーン認識・ハイパーライト・HDRが一つに統合されたモード。暗所撮影にも強いです。
4.AEB:露出の異なる写真を一度に撮影可能なモード

・動画
1.ノーマル:通常の動画撮影モード
2.HDR:通常・明るい・暗い映像を合成し、明暗差の少ないちょうど良い映像を作成するモード
3.スローモーション:スローモーション動画を作成できるモード
の項目があります。

・クイックショット
1.ドローニー:被写体から後退しながら上がっていく
2.サークル:被写体の周りを回りながら撮る
3.ヘリックス:被写体の周りを回りながら上昇
4.ロケット:カメラは真下、被写体が真下にいる、ドローンが被写体の上を真上に上昇しながら撮る
5.ブーメラン:楕円に回って被写体を捉える
6.アステロイド:被写体から引いていき惑星のようになる

※クイックショットはドローンを飛ばしている際に設定可能です

・ハイパーラプス
1.フリー:操縦者が操縦しながら自由に撮影
2.サークル:被写体を中心に円を描きながらハイパーラプスを作成
3.コースロック:被写体を中央に捉え続ける
4.ウェイポイント:飛行させたいポイントを設定してそのポイントに沿ってハイパーラプスを作成

 

・インテリジェントトラッキングモード
飛行→動画→対象者を指でなぞるようにドラッグ→完了

1.スポットライトモード:一定位置から被写体を追いかける、途中でも距離・高度変更可能2.アクティブトラック:トレースと平行のモードがある
トレース:一定の距離を保って追尾する
平行:対象者と平行に追尾する
3.POI:被写体を中心に回り込みながら撮影する

 

Mavic Air 2 操縦方法:送信機編

離着陸の方法

・離陸方法
方法は2種類ある
1.スティック操作
2.アプリの離陸ボタンを押す方法

操縦方法:モード1・2・3で使い分けることが出来る(初期は2)

1.送信機の左右スティックを斜め内側に押し込むと離陸する

1.jpg

2.左端の離陸ボタンを押す。次に真ん中の離陸ボタンを長押しすると離陸開始
※高度1.2mまで自動離陸を始める

・着陸方法
4種類ある
1.アプリの画面から:左端の着陸ボタンをタップ。中央の着陸ボタンを長押しする
2.下に下げ続ける方法:着陸態勢→音を鳴らしながら着陸する
3.操作のホームトウリターンボタンを長押し:音を鳴らしながら真下に着陸
4.ハンドキャッチ:下方の障害物センサーに反応しないように胴体をつかみ、本体を横に傾けることで完了。胴体を掴んだ後に、左スティックを右斜め下に押し込むことで、着陸態勢に入る。

 

・送信機の操作方法

左スティック
上:上昇 下:下降 左:左回転 右:右回転

右スティック
上:前進 下:後退 左:左移動 右:右移動

・飛行モード

3種類
ノーマルモード、スポーツモード、トライポッドモード

ノーマル:通常飛行
スポーツ:高速飛行
トライポッド:狭い場所で低空飛行

変更方法は送信機真ん中のボタンを左右に移動させることで変更可能

左に移動:トライポッドモード
真ん中:ノーマル
右:スポーツモード

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・写真、動画の撮影方法
2種類
1.アプリの画面から
2.送信機のボタンから

1.右側の◯の上のアイコンをタップすると、写真・動画・クイックショット等のアイコンがあるからそこから写真や動画を撮影することができる。

動画は1回目のタップで開始、2回目のタップで終了

2.送信機のボタンから

2.jpg 4.jpg

・カメラ角度の調整方法
左の銀色のクルクル回せるところで角度を調整します。

右に回すとカメラジンバルが下に向きます
左に回すとカメラジンバルが上に向きます

チルト可能角度:-90度〜24度
-90度は真俯瞰撮影となります。

購入後1年間無料で使用できる保険:エアロカントリー無料損害賠償保険

・エアロカントリー無料損害賠償保険:

DJI機はエアロエントリーの保険に一年間無料で入れます。

機体自体の保険ではないので、機体を墜落させてしまったりしても効果はありませんが、第三者に対して損害を与えてしまった時に保険適応となりますので入っておいた方が絶対いいでしょう。

登録するにはシリアルナンバーが必要です。元箱もしくはバッテリーを抜いたところに記載されております。

無料で入れる保険なので、飛ばす前には加入をおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?今回はマビックエアー2の初期設定〜使い方まで解説いたしました。

購入後初期設定方法がわからない方にとってはかなり有益な内容になったかと思います。

また、今回の記事に載っていなくてわからない事や聞きたい事等ありましたら、お気軽にお問い合わせからご連絡していただけたらと思います。

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それでは、今回の記事はこれで終了とします。最後まで見てくださりありがとうございました。

 

・マビックエアー2初期設定
DJI Flyアプリをインストール
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送信機のセット
DJI Flyアプリを使用してマビックエアー2の初期設定を行う

 

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