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撮影機材

【ATOMOS NINJA V】セッティングから動画撮影の初期設定方法を解説

ATOMOS NINJA V購入後にどうセッティングしたらいいかわからない方は多いのではないかと思います。

 

また、参考になる内容の記事やYouTubeはありますが、一連の流れで解説してある記事やYouTubeはあまり見当たりませんでしたので、今回はそんな方に向けて一連の流れで解説していこうと思います。

 

今回はATOMOS NINJA Vのセッティングから動画撮影の初期設定方法を解説していきます。

 

また、次の記事で動画撮影時の使い方を解説していきますので、続けて読んでいただけたら参考になると思います。

 

ATOMOS NINJA V セッティング方法

今回は基本的なセッティングからその他のセッティングまで画像を交えてわかりやすく解説していきます。

 

まずモニターの購入は当然としてその他にも必要な機材があります。

 

ATOMOS NINJA Vを購入したら必ず揃えなければならないものはバッテリー・充電器・SSD・SSD転送機器・HDMIケーブルです。

 

また、その他にもあると便利な機材はモニターマウントや画面保護フィルム等々あります。

 

こちらの記事に必要な機材・おすすめ機材等を記載しておりますので気になる方はチェックしてみてくださいね。

ATOMOS NINJA V購入時に必要な機材+便利なおすすめアクセサリー

 

ATOMOS NINJA V 基本的なセッティング
①バッテリーを充電し充電完了後、本体に取り付ける
②SSDを取り付ける
③モニターマウントをセッティング(必要に応じて)
④カメラとモニターをHDMIケーブルで取り付ける
⑤電源の入れ方
⑥電源の切り方

 

その他のセッティング
・モニターフードの付け方
・マイクの付け方

 

①バッテリーを充電し充電完了後、本体に取り付ける

まずは充電可能なようにプラグを取り付けていきましょう。

もし取り外したい際にはボタンを押さえて引き抜いてください。

次に反対の接続部を繋いでいきましょう。

繋いだら時計回りに回して締めていきましょう。

しっかり固定したらセッティング完了です。

次にバッテリーを取り付けていきます。

バッテリーを取り付ける際にはプラグ差し込み口の方を充電器に接続していきましょう。

矢印方向に取り付けていきましょう。

これでバッテリーが満タンになるまで待ちましょう。

次に本体に取り付けていきましょう。こちらも差し込み口にバッテリーを取り付けてください。

また、バッテリーを取り付ける際は赤枠のボタンを押さえながら差し込んでください。

もし、取り外す際も赤枠内のボタンを押さえながら引き抜いてください。

バッテリーを購入する際はセットで購入できるアクセサリーキットがおすすめです。

個別に購入するよりかなりお得に購入できてケースやサンフード・プロテクター・充電器等もついております。
個別に充電器とバッテリーを購入したい方はこちらをチェック↓

②SSDを取り付ける

次に2.5インチSSDを本体に取り付けていきますが、そのままでは取り付けることができないので、専用のケースに取り付けて本体に取り付ける必要があります。

専用のケースはモニター購入したら1つはついてきます。下記ケースがついておりますので、用意してください。

SSDの向きは差し込み口が出るように取り付けてください。

このように入れてください。

次にふたを取り付けていきます。ふたも同様に空いている方を差し込み口側に取り付けていきましょう。

あとはネジを取り付けて終了です。

ネジを取り付ける部分は4つありますので、取り付けていきましょう。

ネジを取り付けるための工具は自分で用意する必要があります。お手持ちのドライバーでネジを取り付けてください。

取り付けが完了しました。

専用のケースの中にSSDを準備できたら、モニター本体に取り付けていきましょう。

これでSSDのセットも完了です。

筆者おすすめのコスパ抜群2.5インチSSDはこちら↓

 

もし、SSDを複数購入する予定の方は別売りのケースを購入することをおすすめします。

③モニターマウントをセッティング(必要に応じて)

モニターマウントはカメラの上等に取り付けて自由に角度調整したりして使用することができる機材です。

まずはモニターマウントをカメラに取り付ける前にカメラの上のシューを取り外していきます。

矢印方向に引き抜いてください。最初は少し固いかもしれませんが引き抜くことができます。

次にモニターマウントをセットする際に下側の銀色の部分を右回りに回していきます。

右に回すと銀色の部分が上に上がりますので、これでカメラのシューに取り付ける事ができます。

カメラのシューに取り付けてください。

カメラのシューに取り付けたら銀色の部分を左回りに回して固定していきましょう。

これで取り付けが完了しました。

次にモニターの角度調整をしたい場合は上の銀色の部分を左に回して緩めてモニターを動かしてください。

角度調整後は右に回して固定しましょう。

このように好きな位置に回す事ができます。

モニターの傾斜を変えたい際は特にボタン等はないのでそのまま動かすことで調整が可能です。

角度調整が終了したら六角を使用し右回しで固定していきます。

下側の銀色部分の固定は左まわしで固定します。

おすすめの筆者も使用しているモニターマウントはこちら↓

④カメラとモニターをHDMIケーブルで取り付ける

次にカメラとモニターをHDMIケーブルで取り付けていきましょう。

モニターとカメラを取り付ける際はINのHDMI端子に取り付けてください。

お使いのカメラのHDMI端子にHDMIケーブルを取り付けてください。

お使いのカメラがminiタイプのHDMI端子の場合はケーブルを購入する際にHDMI(Full)とHDMI(mini)のケーブルを購入してくださいね。

これでカメラとモニターのセッティングが終了です。

⑤電源の入れ方

電源の入れ方はモニター右側についている電源ボタンを1度短く押す事で電源が入ります。

電源がつきました。まだカメラと接続されていないですが、数秒待つことで接続されます。

接続されました。

⑥電源の切り方

電源を切る際にはバッテリーボタンをタップしましょう。

バッテリーボタンをタップしたらBatteryという項目の中の一番左の電源OFFボタンを4秒長押ししましょう。

これで電源を切ることが可能です。

電源をつけるボタンを押しても電源は切れないので注意してください。

モニターフードの付け方

モニターフードを購入した方はモニターフードを取り付けていきましょう。

モニターフードは日中の日差しが強い際に使用する事で画面を見やすくする効果があります。

モニターの上と下に窪みがありますので、そこにモニターフードを取り付ける機材を取り付けて下さい。

取り付けたらこんな感じです。

次にモニターフードを先ほど取り付けた機材に取り付けて下さい。

そのまま差し込んだら取り付けが可能です。

取り付けたらこんな感じです。モニターフードを取り付けたら日差しが強くても大丈夫です。

マイクの付け方

マイクとモニターの取り付け方はかなり簡単です。

モニターのMIC/LINE端子に3.5mmケーブルを差し込んでください。

マイク側の端子にも接続して下さい。

これで使用が可能です。

ATOMOS NINJA V 動画撮影の初期設定方法

ATOMOS NINJA V 動画撮影の初期設定方法
・File管理設定
・日付設定
・入力デバイス設定
・出力デバイス設定
・Record設定
・オーディオ設定
・SSD設定
・TimeCode設定

 

赤枠部分をタップして設定していきましょう。

 

File管理設定

ファイルの名前を管理したいファイル毎に変えると後々の管理がしやすくなります。

最初はデフォルトで良いかと思いますが、もし動画が増えてきて管理しにくくなった場合はドライブ名を変えることをおすすめします。

・変更方法

Unit Nameを選択する事でNINJAⅤの好きな部分を選択できます。

今回はⅤに設定しました。Letterをタップする事でⅤからKに変更したりと好きな文字に変更する事が可能となります。

日付設定

現在の日付や時間を入力していきましょう。

入力デバイス設定

・SOURCE(ソース)
Input:繋いでいるケーブル
→HDMIケーブルを繋いでいるので、HDMIと表示されます

Signal:カメラの動画記録設定
→UHD59.94とは:UHDはUltra HDの略で4K(3840 x 2160)の画質という意味です。59.94はフレームレートとなります。

カメラ側の出力解像度がオートになっているとモニターに表示されている記録方式(UHD59.94と表示されているところ)が異なる数字で表示されることがあります。

カメラ側の設定と合わせたい際にはカメラの設定を行なっていく必要があります。

メニュー→セットアップ→外部出力→HDMI出力設定

出力解像度をオートから設定したい解像度に変更して下さい。

そうすることでカメラの設定とモニターの設定を合わせることができます。

UHD23.98の設定はカメラ側と同様の設定です。

・TRIGGER(トリガー)
トリガーをONにする事でカメラとモニターの同時記録が可能となります。

もし同時記録を行いバックアップをとっていきたい場合はTriggerをONにしてください。

また、カメラの設定も行う必要があります。

今回はSONYα7Ⅳで解説していきます。

メニューから外部出力を開きます。

そしてHDMI出力設定を開きます。

Time Code出力がデフォルトでは切になっているので入に設定しましょう。

入に設定。

次にRECコントロールを入に設定しましょう。

入に設定しました。

これで同時記録が可能となります。

 

・DEVICE(デバイス)
DEVICEにはケーブルで繋いだカメラの情報が出てきます。モニターと対応していないカメラであればカメラの情報は出てきません。

 

・CAMERA OUTPUT(カメラアウトプット)
CAMERA OUTPUTではお使いのカメラの設定と同様にセットアップする事でよりモニターの表示精度がお使いのカメラと同じようになりますので、ONにして設定することをお勧めします。

LOG/HDR:ONに設定するとNINJA Ⅴ内でHDR画像処理を行なう機能
その為、LOGやHDRで記録する際はONに設定しておく事をおすすめします。

Camera:タップしてお使いのカメラを選択しましょう

Log Gamma Format:カメラで設定しているピクチャープロファイルをタップで設定して下さい

Gamut:カメラで設定しているGamutに設定して下さい

HDR Auto:公式サイトより「互換性のあるシグナルがあるとHDRが検知されます。カメラが HLG やPQを出力していない場合はOFFにすることが重要です。 通常のLogに使用すべきではありません。」との事です。
基本的にはOFFに設定しておいて良いかと思われます。

出力デバイス設定

出力デバイス設定では、モニターの出力端子から別の機器に接続している際に設定を行います。

もしカメラとモニターを繋いでいるだけでしたらこちらの設定は不要です。

もし、モニターから別の機器に出力する際は下記情報を参考に設定してみて下さい。

・VIDEO OUT
入力解像度が表示されます。

・OUTPUT OPTIONS
4KやUHDで入力の場合は出力解像度の変更が可能となります。タップして出力する際の解像度をお好きな解像度に設定しましょう

・HDMI Timecode
Timecodeを外したい場合はOFFに設定して大丈夫です

・HDR
Log入力からHLGやPQ等のHDRディスプレイ標準規格に変換する設定が可能。
お繋ぎのディスプレイ規格に合わせて設定して下さい。
Rec709が一番標準でその他にもBT.2020やDCI-P3等あります。

・LUT OUT
LUTを適応させたい場合とさせたくない場合でON,OFF設定して下さい

Record設定

Record設定ではモニターの収録設定を行うことができます。

Pre Roll:ONにすると常にHDでは約8秒前、4Kでは2-3秒前からメモリーにキャッシュされます。
Pre RollをONにするとデータ容量は重たくなりますが少し余裕のある映像が記録されるので撮影時にもう少し前から後から撮っておけば良かったという事が防げます。

 

CODEC Format:ProResまたはAvid DNxHDの切り替えが可能です。また、有償アクティベートを行えばH.265での収録が可能となります。

・Compression:圧縮率の変更が可能
ProResでは3種類(HQ、422、LT)
DNxでは4種類(220x、220 、145、36)

左が一番圧縮率が低く高画質となりますが、容量は大きくなります。
右にいけばいくほど圧縮率は高くなり画質は下がりますが、容量は小さくなります。

つまり、ProResHQの方が高画質で容量が大きいという事です。

 

10bit素材を使用する際はProResではHQか422を使用することが推奨されております。

 

コーデックと圧縮率と動画記録方式を決めたら自動的にどれくらいの時間記録する事が可能か数字が表示されるので参考にしてみて下さい。

ProResのHQの場合は01:09:40の時間記録する事が可能という事です。

コーデックを決める際に参考にしてもらえたらと思い、簡単に特徴を下記に記載しておきますね。

 

ProRes(.mov):Appleが開発した高画質・低圧縮なコーデック。色の再現性は高い。編集に向いた中間コーデック。他の圧縮コーデックと比べると容量は大きくなる。

低圧縮な分、高画質で編集時に負荷が少なくサクサク編集が可能となります。

 

DNxHD(.mfx):AVIDが開発した高画質・低圧縮な中間コーデック。フルHD用のコーデック。圧縮率はProResと同程度。数字はビットレートを指しております。

 

4K以上の画質で記録したい際はProResで記録していきましょう。

最近ではProResはWindowsにも対応してきましたので、ProResの方が使い勝手がいいでしょう。

もし対応していない場合はDNxHDで記録をしましょう。

 

オーディオ設定

収録中の音声を聞きたい場合はヘッドフォンマークをタップして下さい。

収録したい音声のチャンネルをRECボタンで記録する事が可能となります。

複数の音声チャンネルを収録したい際は音声を記録しているチャンネルを全てRECボタンを押して下さい。

Gainで音量調整が可能となります。

基本的に声を録音する際は-12dB程度に合わせるのが良いと言われております。

※HDMIケーブルからの音声ではゲイン調整はできません。HDMIケーブルを介す場合はカメラ側でオーディオ設定を行いましょう

NINJA Ⅴのマイク入力は電源供給されているダイナミックマイクのみ対応です。オーディオはマイクレベルとして設定していく必要があります。

SSD設定

SSDはフォーマットしないと使用できない事が多いので、使う前はフォーマットする事をおすすめします。

フォーマットする際にはSSDのところをタップしてください。

Mediaの中のFormatをタップしてください。

Format Driveをタップしてください。

そうするとSSDのフォーマットが完了します。SSDの横に数字が出ていたら記録できます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回はATOMOS NINJA Vのセッティングから動画撮影の初期設定方法を解説していきました。

 

初期設定は難しくわかりにくいと思いますが、使い始める前にしっかりと設定を行い、機能を知ってから使い始めた方がそのモニターの性能を十分活かして撮影することができますので、最初は大変ですが、頑張って設定して下さいね。

 

今回主に参考にさせていただいたのは公式マニュアルですので詳しく知りたい方はこちらもチェック↓

参考:NINJA Ⅴ 公式マニュアル

 

また、最後に、

NINJAⅤを使用する際には関連アクセサリーは絶対にあった方がいいので、

ぜひこちらの記事もチェックしてみてくださいね↓

ATOMOS NINJA V購入時に必要な機材+便利なおすすめアクセサリー

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