昔は動画撮影に向いたCanonのカメラはあまり多くありませんでした。しかし、近年は動画にかなり向いたCanonのカメラが増えてきました。
これからも更にCanonのカメラで動画に向いたカメラが出てくると思います。
今回はCanonの動画制作を始める際におすすめのミラーレスカメラを3選紹介していきます。今回紹介するカメラをおすすめの方はこれから動画制作を始めていく方で、尚且つ、Canonのカメラを使用していきたい方や今までCanonのカメラを使用してフォトを中心に撮影していたけれど、これから動画も始めていきたいという方に向けて解説しております。
また、3つ紹介するカメラは中級者以上の方にもおすすめのカメラで、動画にも向いているミラーレスカメラの中ではコスパが抜群のカメラを中心に紹介しております。
購入を検討されている方の参考になれば幸いです。
【Canon】動画制作を始める際におすすめのミラーレスカメラ3選
【Canon】動画制作を始める際におすすめのミラーレスカメラ3選
・Canon EOS RP
・Canon EOS R
・Canon EOS R6
・Canon EOS RP
製品名 | Canon EOS RP |
---|---|
マウント | キヤノンRFマウント |
価格 | 10万程度 |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 約2620万画素 |
動画サイズ | 4K/23.98p/25.00p FHD/60p |
bit数 | 8bit |
AF測距点数 | 位相差4779点 |
常用ISO感度 | 100~40000 |
ボディ内手ぶれ補正 | ボディ内なし 電子式手ブレ補正最大5.0段分 ※対応レンズにのみ |
瞳AF | あり(動画対応) |
サイズ | 約132.5(幅)×85.0(高さ)×70.0(奥行)mm |
重量 | 約485g(バッテリー、カードを含む)/約440g(本体のみ) |
ピクチャープロファイル | Canon Log非対応 |
モニター可動性 | バリアングル |
連続撮影時間 | 常温(+23℃)合計約1時間40分 低温(0℃)合計約1時間30分 |
その他機能 | シングルスロット |
かなり小型軽量のコスパに優れたフルサイズミラーレスカメラです。
写真も動画も始めたい方にとっておすすめです。
最初のカメラの購入を考えている方で、あまりお金はまだ出したくないけど写真も動画もある程度の性能を持って撮りたいという方にはこのカメラが一番おすすめ。
値段は本体だけですが10万円程度でこれだけの高性能なカメラはなかなかありませんので、すごくコスパに優れているカメラだと思います。
画素数は約2620万画素と写真の解像性能もかなり高く、動画としては4K/24p,フルHD/60pまで撮影する事ができます。
4Kでスローモーション撮影はできませんが、スローモーション撮影をしたい際はフルHDで撮影をしていきましょう。
一つ注意点として、4K動画撮影時は1.6倍クロップされますので、撮影の画角に注意が必要です。
また、動画撮影時でも瞳AFが効くというのは嬉しいですね。ただし、瞳AFはあまり性能が高い訳ではないので、大きく動き回る被写体や少し離れた位置からの瞳AFはあまり効かないと思った方がいいです。
あまり強い手ぶれ補正ではないですが、手ぶれ補正も動画撮影時に光学式で効きます。ボディ内手ぶれ補正には対応していないです。
また、ISO感度の上限は40000までですので、実用的に使用できる範囲は10000以内で使用するのがノイズ面を考えると無難かとは思います。
開放F値の低い明るいレンズと組み合わせると暗所での撮影も十分こなすことはできます。
ローアングルでの撮影や自撮り撮影も可能な動画撮影時には嬉しいバリアングルモニター。
バリアングルモニターがついているとジンバル撮影がすごくしやすいです。バリアングルモニターがついていないと、ジンバルとモニターが被ってしまう場面は少なくないので、ジンバル撮影時も嬉しいですね。
ただ、LOG撮影は対応していないので、カラーにこだわっていきたいという方はLOG対応のCanon EOS R等のLOGに対応したカメラの購入も検討すると良いでしょう。
これだけの性能を持ち合わせて10万円程度で購入できるカメラは中々ありませんので、LOGに対応していないにしても十分買う価値のあるカメラです。
特にこれから動画も撮っていきたい方にはおすすめですので、購入検討してみてください。
・Canon EOS R
製品名 | Canon EOS R |
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マウント | キヤノンRFマウント |
価格 | 16万程度 |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 約3030万画素 |
動画サイズ | 4K/30fps FHD/60fps |
bit数 | 8bit(内部記録) 10bit(外部記録) |
AF測距点数 | 位相差5655点 |
常用ISO感度 | 100~40000 |
ボディ内手ぶれ補正 | ボディ内なし 電子式手ブレ補正最大5.0段分 ※対応レンズにのみ |
瞳AF | あり(動画対応) |
サイズ | 約135.8(幅)×98.3(高さ)×84.4(奥行)mm |
重量 | 約660g(バッテリー、カードを含む)/約580g(本体のみ) |
ピクチャープロファイル | Canon Log |
モニター可動性 | バリアングル |
連続撮影時間 | 常温(+23℃)合計約2時間20分 低温(0℃)合計約2時間10分 |
その他機能 | シングルスロット |
このカメラも静止画・動画ともに高い性能を持った万能型のフルサイズミラーレスカメラです。
静止画は画素数3030万画素とSONYα7Ⅳと同じぐらいの画素数を持っております。めちゃめちゃ解像度が高く綺麗で繊細な写真を撮ることができます。
動画性能に関してはあまりCanon EOS RPと大きく変わってはいません。AF性能は少し高くなりました。
また、LOG撮影が可能となったので、カラー調整にこだわりたいという方はこちらのカメラの方がおすすめです。
バリアングルモニター対応ですので、動画撮影も行いやすいです。
RPと比較し、静止画の性能はかなり高くなり、動画性能は少し高くなったので、RPよりハイエンドなカメラが欲しい際はこのミラーレスカメラの購入がおすすめです。
・Canon EOS R6
製品名 | Canon EOS R6 |
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マウント | キヤノンRFマウント |
価格 | 30万程度 |
センサーサイズ | フルサイズ |
画素数 | 約2010万画素 |
動画サイズ | 4K/60fps FHD/120fps |
bit数 | 10bit |
AF測距点数 | 位相差6072点 |
常用ISO感度 | 100~102400(静止画) 100~25600(動画) |
ボディ内手ぶれ補正 | +5軸補正(8.0段分) |
瞳AF | あり |
サイズ | 約138.4(幅)×97.5(高さ)×88.4(奥行)mm |
重量 | 約598g |
ピクチャープロファイル | Canon Log |
モニター可動性 | バリアングル |
連続撮影時間 | 30-40分程度 |
その他機能 | デュアルスロット |
このカメラはフォトもかなり高性能ですが、個人的には動画を中心に使用していきたいという方に特におすすめのカメラだと感じます。
AF性能もすごく高いですし、4K60fps10bitでの記録もでき、バリアングル対応しております。
上記性能だけでも十分購入価値があります。
また、Canon EOS RやRPのAF性能と比較すると段違いに速いです。
4K/60p撮影時のクロップに関しては約1.1倍のクロップはされますが、Canon EOS RやRPの時みたいに約1.6倍のクロップは無くなりましたので、使い勝手が良くなっております。
ボディ内手ぶれ補正機能が8.0段分効く驚きの性能です。手持ち撮影が非常に滑らかに撮影できます。
他にもかなりの性能を持っていて、30万程度で購入できますので、Canonのカメラを購入しようと考えている方で動画を本格的に始めたいという方にはこのカメラが一番おすすめです。
今回紹介したカメラの中で動画性能は格別にこのカメラが高いです。値段と相談して購入を検討してみてくださいね。
更に上位機種のR5もありますが、値段がまた更に高くなるので、今回は紹介しませんが気になる方はチェックしてみてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はCanonの動画制作を始める際におすすめのミラーレスカメラを3選紹介していきました。
これから動画制作をCanonのカメラで始めたいという方にとっては参考になったかと思います。
上を挙げればキリがないですが、今回紹介したカメラはコスパ抜群で動画でも十分使用できるおすすめのカメラを厳選しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
では、最後まで見ていただきありがとうございました。