基礎編

【2022年最新】動画・写真撮影時の構図の役割と種類を徹底解説

動画撮影をする際に必ず考えなくてはならないものは、構図です。

 

動画初心者の頃はなんとなく適当に撮っていることが多いのではないかと思います。

 

構図の基本パターンを知っておく事で、映像のクオリティはグッと高くなります。

 

脱初心者を目指して構図の役割と種類を押さえておきましょう。

 

また、今回動画撮影時の構図について解説しておりますが、写真撮影でも同様に構図の知識は使えるので、写真初心者の方も参考にしてみてください。

 

今回の記事では、構図の役割から実際の動画撮影時にどう構図を使用していくかまで、シチュエーション別に解説しております。

 

 

 

 

構図とは

主題・主被写体をどう配置していくかアングルやポジション、ボケ具合等を決め、フレーム内に占める大きさを決める事

 

 

構図を考える上で重要なポイント

・主題と主被写体を考える
・アングルやポジションを考える
・寄り引きを活用する
・縦軸、横軸、奥行き軸を意識
・構図法を意識する
・面積比を考える

主題と主被写体を考える

主題とは:どう撮りたいか
主被写体とは:画面のポイントとなる部分

例を挙げて説明:
主題とは、綺麗な景色を見て、綺麗に映るように撮りたいとか、海を綺麗に撮りたいとか、そういったどういうイメージで撮りたいのかをいう
主被写体とは、人や動物とか綺麗な海(主題)で人(主被写体)を撮るという感じ

主題がはっきりしていない場合でも主被写体を決める事で映像が綺麗にまとまります。

逆の考え方もあり、主被写体を先に決め、その後に主題を考える事もあります。

 

構図の考え方
主題×主被写体×撮り方

アングルやポジションを考える

アングルとは:被写体に対してのカメラを構える角度
ポジションとは:被写体に対してのカメラ位置の高低のこと

 

アングルの種類

ハイアングル:被写体を見下ろす
ローアングル:被写体を見上げる

 

ハイアングルは客観的な印象に

 

ローアングルは迫力や立体感が出る

 

ポジションの種類

ハイポジション:撮影者の目線より高い位置
ミドルポジション:撮影者の目線と同じ位置
ローポジション:撮影者の目線より低い位置

 

シチュエーション別撮影方法の例

ハイポジション:自分の目線より高い位置から撮影。奥行きを出したいときや普段の目線と少しずらして撮影したい際に使用。

 

ミドルポジション:ポジションを目線の高さに合わせると、臨場感が出る。一番身近な感じが出るポジション。見たままを伝えたい場面や迷った時はミドルで撮る。

 

ローポジション:普段の目線ではないので、非現実感を出すことができる。

ハイポジション×ハイアングル:親から見た子供の目線。見守る優しい印象に。子供や小動物等の撮影の際はかなり使用するアングル。客観的に見せたい場面でも使用。

 

ローポジションでローアングル:子供から親を見る目線。大きいものを見るようになるので、臨場感や迫力が出ます。建物や風景の撮影でも使用する場面多い。

 

このように、目的別にアングルやポジションを変えて撮影していきましょう。

 

寄り引きを活用する

寄り:近くによって主被写体をズームし撮影。

撮影者が近くによるかズーム撮影で寄りの撮影が可能。とにかく、引き寄せて撮るということ。

 

引き:画面を引いて主被写体を小さく撮影。

 

寄りと引きを組み合わせて撮影していく事で映像表現は上がる。

また、視聴者を飽きさせない映像を撮ることができるので、寄り×引きは映像に取り入れていきましょう。

 

主被写体の撮り方
寄り・引き×アングル×ポジション

 

例:
寄り:目のアップ、顔のアップ、腰から上のアップ、足元だけ、手だけetc
引き:体全体、中景、遠景
アングル:ミドルアングル、ハイアングル、ローアングル
ポジション:ミドルポジション、ハイポジション、ローポジション

 

これら上記を組み合わせて撮影するのが映像の基本

 

一つの映像作品で、あまり同じ撮り方で撮らない事を心がけると自然といい映像になる

 

縦軸、横軸、奥行き軸を意識

自然な風景とかの映像が傾くと不自然な構図になってしまうので、縦軸、横軸を揃える事を心がけよう。

 

縦軸(垂直線)・横軸(水平線)を合わせたい時は、グリッドラインを活用。

グリッドラインとは:垂直線・水平線を均等な間隔で線を引いたもの

 

グリッドラインはカメラの設定から設定できる。とりあえず設定しておく方が構図の上達に繋がるのでお勧め。

 

撮りたい映像によっては、わざと傾けて、躍動感や臨場感を出すという方法もあるので、そこに関しては自分の中でしっかり考えながら撮影していきましょう。

 

縦軸・横軸も重要であるが、もう一つ重要なのが奥行き。

 

奥行きを考えて撮らないと、平面的なのっぺりとした映像になってしまう。

 

奥行きを意識する事で、立体感が生まれ映像にメリハリがつき印象がだいぶ変わるので、しっかり考えて撮影しましょう。

 

奥行きを出す方法

手前から奥への斜めのラインを入れる
壁を画面に入れる
ボケを使用する
手前から奥へ被写体を配置する
近景・中景・遠景を意識する

 

手前から奥への斜めのラインを入れる

手前から奥へ斜めに道路・建物を配置することで奥行きが生まれる。

 


壁を画面に入れる

両面を壁で挟む事で奥行きが生まれる。

 

ボケを使用する

奥をぼかすことで、そのさきにまだ奥行きがあることを伝える。

逆に手前をボケさせて奥にピントを合わせて奥行き感を出すことも可能。

 

手前から奥へ被写体を配置する

 

近景・中景・遠景を意識する

 

縦軸×横軸×奥行き。近景・中景・遠景を意識。

 

構図法を意識する

構図法とは:構図の基本的なパターン

 

構図の基本的な種類

・日の丸構図
・2分割構図
・3分割構図
・4分割構図
・黄金分割構図
・対角線構図
・放射構図
・囲み構図:額縁構図・サンドイッチ構図・トンネル構図
・曲線構図:C字・S字
・その他の構図:三角構図、点構図、くの字構図etc

 

構図法はかなりたくさんありますが、今回のこの記事ではよく使用するものだけをピックアップして解説します。

 

日の丸構図:画面中央に主被写体を置く構図法

画面中央に視線が集まるから、主被写体の魅力が強調される

背景はぼかし、色・明暗差を意識する

 

主被写体にピントを合わせて、主被写体以外をぼかす事で主被写体が強調される。

 

色を意識するという事は、主被写体と背景の色が被ってしまうと、主被写体を強調することができない為、主被写体と被らないような背景の色合いを選ぶ

 

明暗さを意識する事は、例えば、暗いところで真ん中の主被写体を明るく撮影すると、明暗差により主被写体が強調される

 

2分割構図:画面を1:1で分割する構図

対比を強調して見せたい時に使用すると良い。

 

水平線を意識する

傾けると安定感がなくなってしまう。

 

3分割構図:3分割の分割線の交点にポイントとなる部分を配置する構図法

海1:空2 の割合で3分割に。

 

バランスよく綺麗にまとまる構図。

 

 

対角線構図:画面を斜めに引いた構図法

対象物を斜めに配置する構図。

 

奥行き感を出し、立体感の出る構図。

 

 

放射構図:消失点に向けて収束させていく構図

 

奥行きを感じさせることが可能

 

 

囲み構図:額縁構図・サンドイッチ構図・トンネル構図

主被写体を目立たせたい時に使用すると良い構図。周囲が囲まれている構図なので、主被写体が強調される。

 

額縁構図:周囲を額縁のように囲む構図

 

サンドイッチ構図:上下または左右を囲む構図

 

トンネル構図:被写体を中心に周囲を暗いもので囲む構図

 

曲線構図:C字・S字

奥行きを表現したり、ゆったりとした表現をすることが可能な構図

C字

S字

 

面積比を考える

色の面積は構図法との相性が良い。

 

色と色の境を分割線上に配置する。

3分割構図を例に上げると、空を2の割合、地面を1の割合で配置する等
主題・主被写体を考えて配置すると良い

 

 

まとめ

今回は動画撮影時に意識するべき構図の考え方について解説いたしました。

 

これから写真・動画撮影をする方はぜひこれまで記載した構図を意識して、撮影を行ってもらえたら、いい映像作品になるのではないかと思います。

 

これまでのまとめ

・構図とは
主題・主被写体をどう配置していくかアングルやポジション、ボケ具合等を決め、フレーム内に占める大きさを決める事


・構図を考える上で重要なポイント
主題と主被写体を考える
アングルやポジションを考える
寄り引きを活用する
縦軸、横軸、奥行き軸を意識
構図法を意識する
面積比を考える

最後に現在一押しのアイテムを紹介します。

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