SONYのカメラでピンマイクを使用した際にかなりノイズが入ってしまったという経験をした方はかなり多いのかと思います。
SONYのマイクに関わらずピンマイク使用時のノイズ問題はついてくると思います。
そんな際にはピンマイクとカメラの設定を適切に行う必要があります。
今回はSONYαカメラでピンマイクを使用する際の設定方法を解説していきます。使用カメラはSONYα7Ⅳですが、他のSONYカメラでも基本的には同様の設定ですので、参考にしてみてくださいね。
少しでも参考になれば幸いです。
SONYαカメラでピンマイクを使用する際の設定方法
今回はSONYα7Ⅳを使用してピンマイクの設定を行っていこうと思います。
設定はカメラとマイクの両方とも適切に行う必要があります。
・おすすめ設定
SONYカメラのマイク録音レベル:+3〜+5に設定
ピンマイクの録音レベル:音声レベル-12dB程度に調整
SONYカメラのマイク録音レベル設定方法
まずはSONYカメラのマイク録音レベルがデフォルトでは26となっております。
この状態だと、ピンマイクの録音レベルをかなり下げて使用しなければなりません。また、ピンマイクの録音レベルを下げても、ノイズがかなり入ってしまいますので、録音レベルを下げていきましょう。
・録音レベルの設定方法
メニューから音声記録を開きます
音声記録の中に録音レベルがあるので、そちらを選択すると調整できます。
+3〜+5程度に調整するとノイズが出にくくなるのでおすすめです。
ちなみにですが、音声記録が入になっていないと音声が録音されないので、入になっているか確認しておきましょう。
マイク録音レベルを+1に調整した場合はリミッターが効いて音声が割れる場面があると言われておりますので、設定は+3〜+5程度がおすすめです。
ピンマイクの録音レベルの設定方法
ピンマイクの録音レベルは音声レベル-12dB程度に調整していく必要があります。
-12dBが一番聞き取りやすいと言われているところですので、ここに調整していくのをおすすめします。
実際に録音されている音量は緑のバーで表示されます。
・実際のマイク音量調整方法
- SONYα7Ⅳの録音レベルを+3〜+5程度に調整
- 声を出しながら、-12dBになるようにピンマイクの録音レベルを調整
このような手順でマイクの音量を調整していくと適切な録音レベルで調整する事が可能です。
また調整後、一度録音してみて、実際にパソコン等にデータを移して聞いてみるのも大事です。
実際にきちんと録音できているか、また適切な音量で調整されており、ノイズが入っていないかしっかり確認して実際に撮り始めていきましょう。
全て撮り終わった後に気づいたら手遅れですので、気をつけましょう。
SONYα7Ⅳ以外のカメラで録音レベルを変更できない場合の対処法
SONYα7Ⅳは動画記録と写真記録設定が分かれているので、録音レベルは動画モードの際に使用可能となります。
しかし、SONYα7Ⅳ以外のカメラではこの写真と動画の切り替えダイヤルはついていないので、動画モード以外のMモード等で動画記録する場合があります。
動画モードのみで録音レベルの調整が可能ですので、もし録音レベルが設定できない場合は動画モードに変更しましょう。
下記画像はSONYα7Ⅲです。Mモードで動画を撮影するという方もおられると思います。
Mモードの場合は録音レベルの設定はできません。
そんな際はMモードから動画モードに変更しましょう。
そうすると録音レベルの設定が可能となります。
録音レベルを+3〜+5程度に調整します。
ちなみにですが、動画モードに設定したら露出モードをマニュアル露出に設定するのがおすすめです。マニュアル露出にする事でMモードで撮影していた時と同様に撮影する事ができます。
これで録音レベルの設定は可能となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はSONYαカメラでピンマイクを使用する際の設定方法を解説していきました。
ピンマイクをこれから使用していこうと思った際に、後でノイズ問題に気づくと言うことは多いので、最初からノイズが出ないように設定しておく事をおすすめします。
ピンマイクのおすすめはこちらの記事に記載しておりますので、ぜひチェックしてみてくださいね↓
【2022年最新】コスパ抜群おすすめピンマイク7選 | 選び方も解説
少しでも参考になれば幸いです。最後まで見ていただきありがとうございました。