撮影機材

動画撮影時におすすめのライティング(照明)機材 | 選び方も解説

動画撮影時に光の存在はかなり大事な部分となります。

 

光を上手く使う事で動画のクオリティは格段に上がります。

 

日中の屋外での撮影時は自然光を使用して撮影をしますが、屋内や夜間は光が足りない事や光の質が良くない事が多いです。

 

光が良くないと映像の質は一気に落ちてしまいますので、屋内や夜間等の光が足りていない状況や質が低い場合はライティング機材を使用する事をおすすめします。

 

今回は動画撮影時におすすめのライティング(照明)機材を紹介し、選び方も解説していきます。

 

今回の内容が少しでも参考になれば幸いです。

 

基本的な動画撮影時のライティングセット:3点照明

基本的な動画撮影時のライティングセットとして”3点照明”が一番有名で使用する頻度も高いです。

3点照明とは:三か所から照明を当てる事で影を作り立体感を演出する照明方法

3点照明の基本は”キーライト” ”フィルライト” “バックライト” を使用していきます。

基本的な強度設定は下記数値を参考にして下さい。しかし、この数値はあくまで参考値ですので、実際の光や被写体を見ながら強度は適した照度に設定していきましょう。

キーライト

キーライト:被写体の全体を柔らかく光を当てるメインのライト

被写体より斜め45度に設置し高さは被写体より高く設置し上から照射します。

ソフトなライティングをしたい際はディフューザーを使用して光量を調整していきましょう。

キーライトのみを使用すると、被写体の影が強く出る為、そのような際にはフィルライトを使用して影を緩和していく必要があります。

 

フィルライト

フィルライト:キーライトでできた影を緩和する為の役割

キーライトと反対の斜め45度に設置し、フィルライトも被写体より高く設置し上から照射します。

柔らかい光を作りたい際はフィルターを使用しましょう。

バックライト

バックライト:被写体の輪郭を強調する為の役割

キーライトの反対に設置し、被写体の上から照らすように角度をつけます。

照射位置は髪と肩に当たるように照射します。

バックライトを使用する事で被写体の輪郭がでて、立体感が生まれます。

 

このような3点照明をする為にどのようにライティング機材を選んでどのようなライティング機材がおすすめか紹介していきます。

動画撮影時のライティング機材の選び方

動画撮影のライトを選ぶ際は”定常光”を選ぶ必要があります。

定常光:常に光り続ける光の種類
ストロボ光:一瞬光る光の種類

動画撮影時は常に光らせておく必要がありますので、定常光を選択しましょう。

動画撮影時のライティング機材の選び方
・電力
・光の種類
・色温度
・照度
・光の面積
・演色評価数

それぞれ解説していきます。

電力(W数)

電力(W数):文字通り電気の力を表す数値

この電力が高ければ高いほど、照らせる強度は強くなりますし、低ければ低いほど照らせる強度は弱くなります。

電力は60W以上を選択すると屋内での撮影では万能に使用可能ですので、参考にしてみてください。

光の種類

主に光の種類としては、白熱球、蛍光灯、LEDの3つあります。

まず一番おすすめの光の種類としてはLEDライトです。

それぞれの特徴を挙げていきます。

メリット デメリット
白熱球 価格が安い 寿命が短い
発熱する
色味が固定(オレンジ色)
蛍光灯 電球の付け替えで色味の変更が可能
価格は白熱球とLEDの中間
フリッカー現象が出る
LED 寿命が長い
発熱しにくい
電球を付け替えなくても色味の調整が可能(種類による)
電気代が安い
価格が高い

 

それぞれのメリット・デメリットを考えると、LEDが一番おすすめです。

LEDは購入する際に少し価格は高いですが、その分長持ちしますし、電気代も安いので、長く使う分にはLEDの方が安くなります。

また、種類にはよりますがカラー調整も可能な点がかなり嬉しいです。フリッカー現象も起きません。

フリッカー現象とは:画面がチカチカと点滅する現象の事

購入するならLEDがおすすめです。

色温度

色温度とは:光の色合いを数値で表したもの(K:ケルビン)

色温度が高くなると赤みが増し、色温度が低くなると青みが増します。

・一般的な色温度の参考数値
太陽光:5500K
白熱電球:3000〜3500

色温度が設定できない場合は一般的な色温度として使いやすいのが5000K台です。

色温度の調整範囲は基本的に5000K台のライトを選択しましょう。

大体どのライトも5000K台に設定されている事がほとんどですけどね。

できれば、色温度を調整できるライトを選択するのが良いでしょう。

 

照度

照度とは:明るさの度合いの事

明るさの単位は”ルーメン”や”Lux(ルクス)”で表されます。

ルーメン:光源から出る光の量
Lux(ルクス):光源から照らされた面の明るさを示す単位

照明や撮影物との距離によってどれくらいの照度が必要となるかは変わってくるので、具体的にこれぐらいの数値が必要とは言えません。

暗い屋内で顔を照らす際にはあまり照度は高くなくても十分大丈夫です。

しかし夕方以降の屋外で撮影する際等にはかなり照度の高いものでないと使い物にならないです。

周りが明るく撮影物との距離が遠い場合はより高い照度が必要で、周りが暗く撮影物との距離が近い場合には低い照度で大丈夫です。

 

・ルクス参考数値(参考:照明特集:GARNIER)

1000ルクスあればかなり明るい光である事がわかります。参考程度にご参照下さい。

光の面積

光の面積は広くなるほど全体に光が当たり全体が明るくなります。

また、スポット的に顔のみとかに光を当てたい際は光の面積が狭いライトを選択しましょう。

 

演色評価数(CRI)

演色評価数(CRI):色を正確に撮影したい際に参考にする数値

演色評価数(CRI)は1〜100の間で表されます。数値が100に近いほど、正確に色を表現することを示しております。

演色評価数(CRI)90以上であれば色の正確性が高いのでおすすめです。

 

動画撮影時のおすすめライティング機材

動画撮影時のおすすめキーライトとフィルライト・バックライトおすすめで分けて紹介していきます。

購入時に参考にしやすいかと思い分けさせていただきました。

動画撮影時のおすすめキーライト

動画撮影時のおすすめキーライト
・ゴドックス(Godox) SL-60W
GODOX SL150W

 

・ゴドックス(Godox) SL-60W

 

価格 17500円程度
電力 60W
光の種類 LED
色温度 5600±300K
100%照度 4100(1m)
演色評価数 > 95

 

メインのキーライトとしてかなりおすすめなのがこの商品”ゴドックス(Godox) SL-60W”

60Wと高めの出力が可能で光の種類はLEDです。

色温度は5300〜5900Kまで調整が可能で、これだけ数値の調整が可能でしたら、使用して色温度で困ることはほとんどないかと思います。

また、100%照度では4100ルクスまで最大で上げることが可能ですので、かなり高い数値を誇っております。

演色評価数は95まで出るという事は、かなり色の再現性も高いという事ですので、全ての性能において基本値を超えている良品です。

屋外で使用したりしない方やあまり大きなスタジオで撮影することはあまりないという方であれば基本的にこのライトで十分かと思います。

もし、屋外でも使用したい方や大きなスタジオで撮影する場合は出力がもう少し高めのライトを選択すると良いでしょう。

 

GODOX SL150W

価格 30000円程度
電力 150W
光の種類 LED
色温度 5600±300K
100%照度 7200(1m)
演色評価数 不明

 

値段は先ほど紹介したライトに比べてかなり高くなりますが、その分性能がかなり上がっております。

まずこのライトを購入するのをおすすめする人としては、かなりの光量が必要となる場面で撮影をする方や光の質を上げたい方です。

電力は150Wに上がり、100%照度は7200まで上がっておりますので、かなり明るい環境でも撮影が可能な数値となっております。

しかし、注意点としては屋外撮影をしたいという方では電源の確保が必要となります。バッテリーで動かないので、常にコンセントからの給電が必要となる為、万が一屋外で使用したい際は使用場所が限られるでしょう。

屋内の環境であれば基本的にこのライトがあればどんな環境でも撮影に対応できるかと思われます。

 

また、どちらのライトを購入しても併せて購入するのをおすすめするのがソフトボックスとライトスタンドです。

併せて購入おすすめ
・Godox 32″x 47″ 80x120cmハニカムグリッドソフトボックス
・NEEWER プロ ライトスタンド

・Godox 32″x 47″ 80x120cmハニカムグリッドソフトボックス

ソフトボックスを使用する事で柔らかい光を作ることができますので、人の肌が優しい光で綺麗に映すことが可能となります。一つは持っておく事をおすすめします。

・NEEWER プロ ライトスタンド

もう一つ必要なものとしてライトスタンドです。ライトスタンドはライトを立てる為の機材ですので、ほぼ必須と言っても過言ではありません。

コスパに優れたおすすめの商品がありますので、こちらに載せておきますね。

 

動画撮影時のフィルライト・バックライトおすすめ

動画撮影時のフィルライト・バックライトおすすめ
・Neewer 2パック 調光可能な二色480 LEDビデオライトとスタンドライティングキット
Neewer 660 RGB LEDビデオライト 写真ビデオ照明セット

 

・Neewer 2パック 調光可能な二色480 LEDビデオライトとスタンドライティングキット

価格 18000円程度
電力 29W
光の種類 LED
色温度 3200K-5600K
100%照度 3360(1m)
演色評価数 >96

 

2つのLEDライトとライトを乗せるスタンド2つにケースがついたお買い得なライトセット。

性能自体もかなり高く色温度の調整範囲も3200K-5600Kとかなり広く、100%照度も3360で演色評価数も96と性能面は申し分ないですね。

持ち運びもコンパクトですので、持ち運びやすいですし、付属はないですが、別途購入すれば電源を繋がなくても電池で使用が可能です。

めちゃめちゃお得なセットですので、かなりおすすめの商品です。

また、電池も併せて購入したいという方はこちらに貼っておきますので、参考にしてみてくださいね。


Neewer 660 RGB LEDビデオライト 写真ビデオ照明セット

価格 28000円程度
電力 40W
光の種類 LED
色温度 3200K-5600K
100%照度 1500(1m)
演色評価数 >95

 

先ほどの商品と比較し、こちらの商品は色をかなり細かく調整が可能になった商品です。

RGB660ライトは、320個RGB、170暖色、170冷色LEDを備えて、幅広いRGBカラーを提供します。

このようにRBGを調整できるLEDライトが660もついたことにより、色相・彩度・明るさ・色温度等を細かく調整が可能となりました。

また、スマホと連携する事でスマホアプリから操作もできるので、かなり便利です。

このライトがあればライトで色の表現が可能ですので、かなり映像表現の幅が広がりますね。

少し、性能の高いライトが欲しい方はこちらのライトをおすすめします。

また、この商品も電池は別売りですので、電源を刺さずに使用する場面が多いと予想される方は電池の購入もしておいた方が良いでしょう。

 

併せて購入おすすめの便利な商品:レフ板

併せて購入するのをおすすめする商品
・NEEWER 5-in-1撮影用折りたたみ式丸レフ板
・NEEWER プロ ライトスタンド
・UTEBIT レフ板 クリップホルダー

レフ板を使用する事でフィルライトやバックライトの変わりを担う事も可能です。

また、動きのある撮影時にレフ板を持って移動する事も可能ですので、一つ併せて購入することをお勧めします。

レフ板の方が安いので、メインのキーライトを購入して、お金が厳しいという方にとっても、とりあえずレフ板を購入して代用するというのも一つの手だと思います。

今回紹介するレフ板はNEEWERの商品です。コスパ抜群な商品でサイズの種類も豊富ですので、かなりお勧めです。

 

・NEEWER 5-in-1撮影用折りたたみ式丸レフ板

 

5種類のレフ板が入っておりますので、用途に合わせて選択することが可能です。

5枚入って3000円程度で購入できますので、かなりコスパも良い方かと思います。

もしサイズがもう少し大きい方が良いという方は他のサイズも売られているので、そちらを購入しましょう。

 


・NEEWER プロ ライトスタンド

次にレフ板を乗せるスタンドも併せて購入する必要があります。

 

先ほど紹介した商品ですが、こちらの商品もレフ板にも使用できますので、再度載せておきますね。

 

・UTEBIT レフ板 クリップホルダー

そして最後にレフ板を止めるクリップも併せて購入しましょう。

レフ板を止める為に必要なものです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

今回は動画撮影時におすすめのライティング(照明)機材を紹介し、選び方も解説していきました。

 

これで動画撮影の基本である3点照明が可能となりますので、まずはここからライティングを行い、もう少し慣れてきたら更に応用的にライティングを行なっていってもらえたらと思います。

 

今回おすすめした商品はどれも良質なコスパに優れた商品ですので、ぜひ購入時の参考にしてもらえたらと思います。

 

では、最後まで見ていただきありがとうございました。

 

最後に現在一押しのアイテムを紹介します。

値上がりする前に購入するのをおすすめします。

 

カメラは、”SONYα7Ⅳ”

 

 

レンズは、“SONY50mmF1.2GM”

 

パソコンは、“MacBook Air M2”

 

ジンバルは、“RS3 PRO”