DaVinci Resolveを使った事がない方や初心者の方向けにDaVinci Resolveの使い方講座を行っております。
順序立てて解説していきますので、とてもわかりやすく参考になるかと思います。
今回の章ではDaVinci Resolveのスローモーション・スピードランプ編集方法を解説しております。
少しでも参考になれば幸いです。
DaVinci Resolve 速度変更の編集方法
DaVinci Resolve スローモーション編集方法
速度変更したいクリップで右クリックを押します。
右クリックするとクリップの速度を変更…という項目がありますので、クリックします。
・クリップの速度を変更の設定項目
スローモーションにしたい際は速度を変更していきます。
速度を50%に変更すると2倍スローモーション
速度を25%に変更すると4倍スローモーションになります。
また、Ripple Timeline(シーケンスをリップル)にチェックを押して変更をした方が編集効率が良いのでチェックしておく事をおすすめします。
Ripple Timeline(シーケンスをリップル)とは:速度変更した際にクリップの長さがちょうど良いように自動で調整される機能
例えば、Ripple Timeline(シーケンスをリップル)にチェックを入れずに速度を少し速くしてみます
下記画像を見てわかるようにクリップとクリップの間が空きました。こうなると毎回クリップを詰めないといけないので一手間増えます。
Ripple Timeline(シーケンスをリップル)にチェックを入れて速度を速くしてみます。
そうするとクリップとクリップの間が詰まります。編集の一手間が減るので、チェックする事をおすすめします。
速度変更の方法はもう1パターンあります。
クリップを選択しCommand+Rを押すことで速度調整項目が出てきます。
速度を変更から好きな速度に変更していきましょう。
スローモーションにしたい場合は100%以下に設定していきましょう。
DaVinci Resolve スピードランプ編集方法
赤線を合わせて速度変更点を追加をクリックします。
この方法で速度変更をすると自動的にスピードランプが作成されます。
例えば、真ん中のところだけスローモーションにすると、100%と49%のつなぎ目で自動でスピードランプが作成されます。
しかし、このままではカーブが急な為、スピードランプが滑らかにならないという事があります。
そのような際はリタイムカーブで調整していきます。
リタイムカーブの出し方はクリップで右クリックしたらリタイムカーブが出ます。
初期ではリタイムフレームにのみチェックがついているので、リタイム速度にチェックしましょう。
50%にしたら100%と50%の間のところが急なカーブになっております。
ここのカーブが緩やかになればなるほどスピードランプが滑らかになります。
赤枠内の丸を選択し左の矢印のところをクリックすると山が滑らかになります。
右も同様に調整していきましょう。
赤枠の所を右に伸ばす事で山がさらに緩やかになり、滑らかにスピードランプが作成されます。
右側も同様に調整して滑らかなスピードランプが完成です。
速度変更したクリップをリセットしたい際は右上のビデオの速度変更の右側をクリックする事でリセットされます。
もう1つの方法はクリップを選択し右クリックをするとクリップをリセットという項目がありますので、ここをクリックするとリセットされます。
スピードランプはもう1つやり方があります。
クリップを選択し右クリックして速度ランプを選択しましょう。
0%から上へを選択すると下記画像のようにスピードランプが作成されます。
0%まで下へを選択すると逆になります。
ちなみにですが赤くなっている所をドラッグする事で速度調整が可能です。
DaVinci Resolve 早送り動画の作成方法
・早送り動画の作成方法
Command+Rで速度変更項目を出して速度を変更から100%より速い数値を選択する事で早送りの動画が作成されます。
100%が通常ですので400%にすると4倍早送りの動画になります。
もう1つの方法は右クリックでクリップの速度を変更をクリックします。
クリップの速度を変更の項目で速度を変更する事で早送り動画を作成できます。
DaVinci Resolve スローモーションのカクツキを滑らかにする方法
スローモーション動画を作成した際にカクツキが出る事があります。
そのような際に動画をカクツキなく滑らかにしたい場合はオプティカルフローを行うと良いです。
オプティカルフローの設定は簡単ですので、ぜひ設定しておくと良いですよ。
クリップを選択し、右のビデオの項目からリタイム&スケーリングを選択します。
リタイム&スケーリングのリタイム処理からオプティカルフローを選択しましょう。
これでオプティカルフローの設定は完了です。
動画のカクツキが抑えられますので、滑らかにスローモーションを作成したい際はぜひ設定してみて下さいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDaVinci Resolveのスローモーション・スピードランプ編集方法を解説致しました。
スローモーションやスピードランプを使用することで映像表現の幅が格段に広がりますので、ぜひ今回の記事を参考に自分の編集に取り入れてみて下さいね。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次の章では、DaVinci Resolveの調整レイヤーの使い方を解説していきます。