LUTをそのまま当てるだけだと、かなり彩度が濃くなってしまったり、露出があっていなかったり等の状況に陥りやすいです。
そもそもLUTを適正に当てる方法や当て方自体がいまいちわからないという方もおられると思います。
今回はDaVinci ResolveでのLUTの適応方法・使い方を解説していきます。
【DaVinci Resolve】LUTの適応方法・使い方を解説
今回はこのクリップにLUTを適応させていきます。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.48.53.jpg)
DaVinci ResolveでLUTを当てる際にすごくいいのが、LUTを適応させなくてもどんな色味でLUTがかかるか選択するだけで適応されるという点です。
一回一回、LUTを適応させたり解除したりするのは手間ですし、比較できないので、この点がすごく楽でやりやすいです。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.49.00.jpg)
LUTをいきなり当てるのではなく、まずはカラコレを行なってからLUTを当てていきましょう。
ノードを追加して、01をカラコレと名前をつけておきましょう。
ノード追加方法:option+S
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.50.03.png)
02はLUTを当てるノードにします。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.50.13.png)
カラコレのノードを選択し、カラコレを行っていきましょう。
今回はカラコレの手順は省略しますが、簡単に露出調整のみを行いました。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.50.39.jpg)
次にLUTノードを選択して、LUTを適応させていきます。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.50.45.png)
好きなLUTを選択しドラッグ&ドロップでLUTが適応されます。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.51.28.jpg)
このままではLUTが強すぎるので、ノードキーを選択しLUTの強さを調整していきます。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.51.36.jpg)
キー出力のゲインを下げて調整します。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.51.54.jpg)
次にLUTを当てたことで露出が強くなりましたので、下げて調整していきます。
映像を見ながらちょうど良いぐらいに合わせていきましょう。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.52.09.jpg)
最後に彩度を少し下げて調整します。
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.52.23.jpg)
LUTを当てる前
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.52.36.jpg)
LUT当てた後
![](https://tatsumovie.com/wp-content/uploads/2022/02/スクリーンショット-2022-02-23-11.52.52.jpg)
ちょうど良くLUTが適応されたのではないでしょうか。
ここは個人の感性によるものですので、自分の好きなぐらいに調整していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDaVinci ResolveでのLUTの適応方法・使い方を解説していきました。
LUTはかなり便利で、自分の好きな感じの色味をすぐに作ることができるので、おすすめです。
よければ今回の記事を参考にLUTを当ててみてくださいね。