動画撮影時のISO感度の設定は全てマニュアルで設定するかオートで設定するか分かれます。
動画撮影時のISO感度の設定は初心者の頃はオートで大丈夫です。
ただし、オートで使用する際はISO感度の上限を決めておかないとISO感度が上がりすぎるとノイズだらけの映像となってしまいますので、注意が必要です。
今回はSONYα7Ⅲでの動画撮影時のISO感度の設定・使い方を解説していきます。
SONYα7III 動画撮影時のISO感度の設定方法・使い方
・ISO感度のカスタムキー設定方法
まずはMENUボタンを押す
動画の操作カスタム1(P8)のカスタムキーを選択
※一番上のカスタムキーでOK
筆者はコントロールホイールにISO感度を設定しております。
・コントロールホイール:ISO感度
コントロールホイールは右や左にクルクルと回す事ができるので、個人的にはISO感度を設定しておくのをおすすめします。
簡単にISO感度の調整が出来ますので、動画撮影時も明るさ調整が容易に可能となります。
右に回すとISO感度が上がり、左に回すとISO感度が下がります。
・ISO感度の上限の設定方法
ISO感度を押して、AUTOをクリック。
上限を12800に設定していきましょう。これで12800以上にISO感度が上がることはありません。
ISO感度の上限を決めておかなければ、暗所撮影時はISO感度が上がりすぎてしまうことが多いです。
ISO感度がかなり上がるとノイズだらけの映像となりますので、上限を決めておきましょう。
特にLOG撮影は難しく基本的に露出+2程度で撮影することが望ましく、その中でISOが上がりすぎないようにしたりしながら撮影するのは最初は結構難しいです。
ISO感度を下げて露出不足になるとそれはそれでノイズが出ます。
SONYα7ⅢでISO感度の上限の設定おすすめは12800までに設定することです。
12800まで上がるとノイズが少し出ますが十分使えるぐらいのノイズ量です。
ただ、日中はISO感度は基本的に上げずに撮影していきましょう。
・ISO感度をマニュアルで撮影する場合
ISO感度はマニュアルで撮影可能な方はその方がノイズが出にくく、一番マニュアル撮影が良いです。
ただし、LOG撮影時のマニュアルISO感度は撮影難易度が非常に高いです。
先ほど解説したようにLOG撮影時は露出+2に設定しておかなければなりません。
明るい日中の撮影時は基本的にISO感度を最低に設定しておき、F値とNDフィルターで調整していきます。
暗い夜間の撮影時は光が無いので露出不足となりやすいです。
その際はF値・ISO感度で調整していきます。LOG撮影時は露出+2ですので、かなりの明るさが入ります。F値はなるべく開放F値(F値の最低)にしISO感度を上げて撮影します。
その際に露出+2となるようにマニュアルISOでしっかり合わせて撮影していきましょう。
そうすることでノイズが出ることはほとんどなく撮影可能となります。
ISO感度をマニュアルで設定する際はISO感度の画面を出して下に移動させて撮影するか、カスタムキーで設定したコントロールホイールを回して設定するかです。
個人的にはコントロールホイールで調整するのが一番簡単で撮影時にスムーズに合わせることができますのでおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はSONYα7Ⅲでの動画撮影時のISO感度の設定・使い方を解説していきました。
他にもSONYα7Ⅲの記事はありますので、気になる記事があればチェックしてみてください。
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