DaVinci Resolveを使った事がない方や初心者の方向けにDaVinci Resolveの使い方講座を行っております。
順序立てて解説していきますので、とてもわかりやすく参考になるかと思います。
今回の章ではDaVinci Resolveのプロジェクトやタイムラインの保存・管理方法を解説しております。
前の章の記事を読んでない方はこちらを先にチェック↓
【DaVinci Resolve】プロジェクト作成・タイムライン作成方法
DaVinci Resolveの基本的な使い方等、筆者も結構参考にしている本はこちらの本になります↓
DaVinci Resolve プロジェクト・タイムライン・クリップの保存方法
プロジェクトの保存方法
ファイル→メディア管理をクリック

・メディア管理
保存先を選択していきましょう。

ブラウズを選択すると保存先を決めることができます。

ブラウズをクリックすると、Finderが開かれます。
Movie→保存したいファイル(今回はダビンチリゾルブ)→Open

Openをクリックしたら保存先がダビンチリゾルブのファイルに変わりました。
これで保存先の選択が完了です。

使用メディアと24フレームハンドルを残してトリムとプロジェクト名サブフォルダーを使用にチェックを入れて開始をクリック。

全てのメディアをコピーしたい際はすべてのメディアにチェックを入れて開始をしましょう。

そうするとダビンチリゾルブのファイルにすべてのメディアが保存されます。

タイムラインの保存方法
メディア管理を開いてタイムラインを選択。
保存先はプロジェクト同様でダビンチリゾルブのファイルを選択しました。

保存したいタイムラインにチェックを入れて、使用メディアと24フレームハンドルを残してトリム・プロジェクト名サブフォルダーを使用にチェックを入れて開始をクリック。

そうすると、ダビンチリゾルブのファイルの中にタイムライン2が保存されました。

クリップの保存方法
メディア管理からクリップを選択。
保存先はダビンチリゾルブのファイル。
使用は選択したタイムラインクリップを選択。
メディアプールの中のクリップを保存しておきたい場合は選択したメディアプールクリップを選択しておきましょう。

DaVinci Resolve プロジェクトマネージャーの使い方
次にプロジェクトの管理方法を解説していきます。
プロジェクトマネージャーの開き方
ファイル→プロジェクトマネージャーをクリック

プロジェクトマネージャーを開くと各プロジェクトの管理画面に移ります。
好きなプロジェクトを選択しダブルクリックする事でプロジェクトを開く事ができます。

プロジェクトアーカイブの書き出し方法
書き出ししたいプロジェクトを選択し右クリック。
プロジェクトアーカイブの書き出しを選択。

Save Asが選択したプロジェクトが表示され、
Whereに保存先を選択することができます。

ダビンチリゾルブのファイルを選択しました。
お好きなファイルを選択して下さい。

選択し保存をクリックするとアーカイブが出てきます。
保存したいオプションにチェックをつけてOKをクリックしましょう。
基本的にはメディアファイルだけチェックをつけておけば良いです。
また、すぐに編集をするのであればレンダーキャッシュとプロキシメディアもチェックをつけて保存しておいてもいいでしょう。
ただし、容量が重くなります。

プロジェクトのアーカイブを続行しますか?の問いに対してはアーカイブをクリック。

アーカイブをクリックしたらダビンチリゾルブのファイルの中にプロジェクト全てが保存されました。

キャッシュやプロキシメディアまで保存したい場合はプロジェクトのアーカイブから保存して下さい。

データベースの作成方法
プロジェクトマネージャーの管理画面左上のデータベースを表示/非表示のところをクリックすると、プロジェクトを保存している大元のディスクが表示されます。

プロジェクトの左側にデータベースが表示されました。

①新規データベースをクリックし
②好きな名前をつけて
③保存先を選択しましょう。

③のブラウズをクリックしたら保存先を選択できますので、お好きなファイルを選択して下さい。今回はダビンチリゾルブを選択。

名前は何でもいいですが、2022年としました。
年毎に保管するとわかりやすいです。
決まったら作成をクリックします。

2022のデータベースが作成されました。
この中にプロジェクトを作成していく事ができます。

Local Databaseに入ってあったプロジェクトをコピー&ペーストで2022に貼り付ける事も可能です。

データベースの削除方法
もし作成したデータベースを削除したい場合は、2022で右クリックし切断をクリック。

データベースとの接続を解除しますか?に対して切断をクリックします。

そうするとダビンチリゾルブの中でデータベースの中から切断されました。
ただし、まだ削除はされていません。削除をしたい場合は、先ほど保存したFinderの中のダビンチリゾルブの中に保管した2022データベースから削除しなければなりません。

Finderでダビンチリゾルブの中のデータベースをゴミ箱に入れて下さい。
これで削除が完了です。

データベースのバックアップ方法
データベース右にある赤枠で囲まれたバックアップボタンをクリック。

Whereから保存先ファイルを選択して下さい。

保存をクリック。

保存をクリックしたらデータベースをバックアップしますか?と表示されますので、バックアップをクリックしましょう。

少し時間をおくとデータベースがバックアップされました。と表示されますので、この表示があればバックアップ完了です。

保存先ファイルのダビンチリゾルブを開いたらデータベースが保存されております。

データベースの復元方法
データベースのバックアップボタンの右にある復元をクリックします。

復元をクリックするとFinderが開かれますので、先ほど保存したデータベースファイルを選択し開くをクリックします。

そうすると新規データベース画面が表示されますので、名前をつけて保存先を選択していきましょう。

自分がわかりやすいところであればどこでも大丈夫です。
今回は新しく保存先を作りますので、New Folderをクリックします。

好きな名前をつけてCreateをクリック。

そうすると新しいバックアップというフォルダーが作成されました。
Openをクリックします。

決まったら作成をクリックします。

作成をクリックするとデータベースが復元されましたと表示されますので、これが表示されたらOKです。

ちなみに新しいバックアップのフォルダの中にデータベースが保存されております。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDaVinci Resolveのプロジェクトやタイムラインの保存・管理方法を解説致しました。
また、併せてプロジェクトマネージャーの使用方法やバックアップの作成・復元方法も解説しておりますので、とても参考になる内容であったかと思います。
編集をする上でデータ管理は一番重要な部分で複雑な部分ですので、今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。
次の章では、DaVinci Resolveの動画素材を読み込む方法を解説していきます。