SONYα7Ⅳ

【SONYα7Ⅳ】動画撮影時のおすすめ設定方法【初心者向け】

SONYα7Ⅳ(カメラ)を購入後、まず初めに設定を行います。

 

その後に撮影にいきます。その為、動画撮影時にどのような設定を行ったらいいか初心者の頃は、カメラの機能が多すぎてわかりません。

 

そんな時にわかりやすい記事があるとかなり助かりますよね。

 

今回の記事では初心者向けにわかりやすく書いてありますが、内容自体は初心者の方以外でも少し深く解説しておりますので、中級者以上の方でも参考になる部分はあるかと思います。

 

今回の記事はSONYα7Ⅳの動画撮影時のおすすめ設定方法を初心者の方にもわかりやすく解説しております。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

SONYα7Ⅳ 記録方式 設定

記録方式はの設定は、使用しているパソコンのスペックや動画編集ソフト、記録するメモリーカードの容量に合わせて設定することをおすすめします。

 

これからそれぞれの記録方式の特徴を解説していきますので、自分に合った記録方式を選択してみてください。

 

SONYα7Ⅳの記録方式は5種類あります。

主にこの3種類の中から4KかフルHDで選択することが可能です。

  • XAVC S(MPEG-4 AVC/H.264)
  • XAVC HS(MPEG-H HEVC/H.265)
  • XAVC S-I(MPEG-4 AVC/H.264)

 

・4K記録が可能なのは
XAVC HS 4K
XAVC S 4K
XAVC S-Ⅰ4K

 

・フルHD記録が可能なのは
XAVC S HD
XAVC S-ⅠHD

 

ここでの違いとしてはHSSS-Ⅰの違いです。

それぞれの特徴を記載しておきますので、自分に合った記録方式を選択してください。

 

・それぞれの特徴の違い

メリット デメリット
XAVC HS 4K H.265の高圧縮した高画質な記録方式
XAVC Sより高画質であり、容量もほとんど変わらない
H.265への対応でパソコンの高いスペックと高機能な動画編集ソフトが必要
XAVC S 4K 汎用性の高い従来の記録方式
XAVC S-IやXAVC HSよりファイル容量が小さい
編集も行いやすい
XAVC HSやXAVC S-Ⅰに比べて画質は落ちる
XAVC S-Ⅰ4K 一番高画質に記録することが可能
容量は多いが動画編集時はパソコンへの負担が最も少ない
他の記録方式に比べ、一番容量が大きい

 

 

XAVC HS 4K

特徴:
H.265の高圧縮した高画質な記録方式
XAVC Sより高画質であり、容量もほとんど変わらない
H.265への対応でパソコンの高いスペックと高機能な動画編集ソフトが必要

 

高機能な動画編集ソフトの例:premierproやFinalCutProやダビンチリゾルブ等の編集ソフト
※ご自身が使用されている編集ソフトを確認してみてください

 

XAVC HS」は、SONYの一般的な動画規格である「XAVC」の新バージョンでHEVC/H.265コーデックを採用しております。

HEVC/H.265:XAVC Sの「AVC/H.264」と比較し2倍の圧縮効率

つまり、画質を落とさずにデータ容量を半分にできるということです

 

XAVC Sと同じビットレートで撮影すれば、XAVC HSは更に高画質に撮影することが可能となっております。

 

「XAVC」と「XAVC S」は、どちらも「AVC/H.264」のコーデックが採用されています。

「XAVC」「XAVC S」で4K動画を撮影すると、容量が膨大になってしまうという問題がありました。

その容量問題を解決する為にでた新コーデックが「XAVC HS」です。

 

XAVC HSの100Mは、XAVC Sの200Mと同等の画質となります。

MPEG-H HEVC/H.265コーデックに対応した動画編集ソフトやそれに合ったパソコンの選択が必要となるという事です。

パソコンのスペックがあまり高くない方はこの記録方式は選択しないほうがいいでしょう。

XAVC S 4K

特徴:
汎用性の高い従来の記録方式
XAVC S-IやXAVC HSよりファイル容量が小さい
編集も行いやすい

 

記録コーデックがMPEG-4 AVC/H.264で記録する為、対応した様々な機器で鑑賞や編集を行うことができるのがいい点ですね。

 

編集ソフトとの互換性も高く、XAVC S-Iに比べてファイル容量が小さいというメリットもあります。

 

CF-Expressのカードがない方でパソコンのスペックがそこまで高くない方はこの記録方式がおすすめです。

 

S-Ⅰでの記録はCF-Expressのカードが必要であり、XAVC HSの場合はパソコンのスペックが高く編集ソフトも高機能のものでないと編集ができないので、安定して使いやすいのはこの記録方式です。

 

XAVC S-Ⅰ4K

特徴:
一番容量が大きいが一番高画質に記録することが可能
容量は多いが動画編集時はパソコンへの負担が最も少ない

汎用性の高いMPEG-4 AVC/H.264コーデック、高い階調性のある4:2:2 10bitサンプリングのXAVC S-I 4K/XAVC S-I HDは、動画編集に適しています。映像の圧縮を1フレーム毎に行っているIntra圧縮方式のため、動画編集する際のパソコンへの負担がLong GOP圧縮方式に比べて小さくなります。ただし、記録されるファイル容量はLong GOP圧縮方式に比べて大きくなります。
SONY公式サイトより

 

パソコンへの負荷が少なく動画編集向けの記録方式ですが、ファイル容量が大きいので、大容量の保存ディスクが必要となります。

 

高度な編集やこだわったカラグレを行う際は、XAVC S-Iの記録方式がおすすめです。

 

できるなら高画質に記録したいので、この記録方式で撮影したいですが、容量の面から難しいということもありますよね。

 

大容量のディスクを用意できるのであればこの記録方式が一番おすすめです。

 

SONYα7Ⅳ 記録設定

まず初めに抑えておくべき基本的な事として、”動画撮影時はシャッタースピードはfpsの2倍に固定して撮影する”という事です。

 

ここさえ抑えておけばこの項目については動画撮影時に失敗するということはなくなるでしょう。

 

この記録設定では”fps”と”Mbps”の設定が可能です。

 

fpsとは:1秒間の動画が何枚の画像(静止画)で構成されているかを示す単位の事
Mbps(転送ビットレート)とは:動画の転送速度の事

 

・fpsのおすすめ設定

スローモーション撮影をしたい際:60fps以上に設定
スローモーション撮影をしない場合:24fpsに設定
夜間撮影でスローモーションをしたい際:60fpsに設定
夜間撮影でスローモーションをしない際:24fpsに設定

例えばですが、シャッタースピードはfpsの2倍で固定して撮影するのが基本ですので、夜間撮影時に24fpsで撮るのと60fpsで撮るのとでは、シャッタースピードが60と120に設定されます。

 

そうなると、暗所では光が少ない分ISO感度を上げて撮影しなくてはなりません。

 

ISO感度を上げて撮影するとノイズが多くなるので、あまり上げて撮りたくはないです。

 

そのような際には、もしスローモーションを使用しないという場合に限って、24fpsでシャッタースピードを50または60に設定した方が取り込む光の量が増えますので、ISO感度を下げて撮影することが可能となります。

 

このように撮影環境別で適宜fpsとシャッタースピードを変えて撮影するのが一番良いです。

 

しかし、初心者の頃は、なかなか適宜変更するという事は難しいかもしれません。そのような際には、とりあえず60fpsで撮っておくと、容量は大きくなってしまいますが、後で編集した際にスローモーションを使用したり等できますのでおすすめです。

 

fpsについての詳細記事はこちらより↓

【2022年最新】動画撮影時のfps(フレームレート)と露出の関係動画撮影をこれから始める人や始めたばかりの初心者に向けて、動画撮影時に必要な知識であるfpsと露出の関係を中心にまとめました。また、他にも動画撮影時に必要な知識を折り込んで分かりやすく解説しておりますので、是非参考にしてみてください。...

 

Mbps(転送ビットレート)とは:動画の転送速度の事


転送速度が速いと圧縮率が低くなり繊細なデータで記録出来ます。

ただし、転送速度が速いと画質は綺麗になりますが、データ容量は重たくなるというデメリットはあります。

個人的には容量より画質をとりたいので、Mbpsは基本的に一番高い数値に設定することをおすすめします。

どうしても容量不足に悩まされている方は少しMbpsを下げて取りましょう。

 

SONYα7Ⅳ ISO感度 設定

ISO感度に関しては、理想は”撮影環境によって適宜変更して撮影する”です。

 

しかし、最初は適宜変更するのが難しいと思いますので、ISO感度の設定に関しては基本的にオートでも大丈夫です。

 

ただし、オートで撮影する際はISO感度の上限を設定しておきましょう。

設定しておかないと、ISO感度が上がりすぎて、ノイズだらけの映像となってしまうからです。

 

・撮影環境毎のISO感度の使い方として
日中の撮影:NDフィルターとF値で調整
夜間の撮影:F値とISO感度で調整

 

SONYα7Ⅳ 日中撮影時のISO感度設定

日中の撮影時に関しては、なるべくISO感度は最低数値で固定し、NDフィルターとF値で調整するのが理想です。

 

なぜならば、ISO感度は光を増幅させる仕組みですので、ISO感度が上がれば上がるほど画質は劣化します。ISO感度が低ければ低いほど画質は高くなりますので、できれば、ISO感度は下げた状態で撮影したい訳です。

 

夜間撮影時のISO感度設定

夜間に関してはF値とISO感度で調整しなくてはなりません。

 

F値はなるべく低くし光を取り込む量を増やし、ISO感度は上限を定めてオートで撮影または、マニュアルで適正露出になるようにISO感度を上げていくという方法がベストです。

撮影環境ごとにISO感度は設定していくのが理想ですね。

 

では、SONYα7ⅣでのISO感度の設定を簡単に解説していきます。

 

SONYα7Ⅳ ISO感度の上限の設定方法

デフォルトではISO感度は赤枠で囲まれたところに設定されておりますので、ここをクリックします。
※カスタムキー設定で自由にISO感度の場所は変更可能です

ISO AUTOを選択し

ISO AUTO 上限を上下に移動させることでISO感度の上限の設定が可能となります。

個人的にSONYα7Ⅳで実用的に使用可能なISO感度の上限として12800までだと感じました。

 

ノイズ耐性はSONYα7Ⅲと比べて大きく向上していると感じましたので、SONYα7Ⅳでの12800はSONYα7Ⅲの12800の時よりノイズが出にくいので、かなり使いやすくなりました。

 

実際は12800まで上げたくはないですが、夜間等の光が少ない際はここまでを上限とし、使用することをおすすめします。

 

もし、マニュアルでISO感度を設定したい際には、ISO AUTOの下に個別ISO感度がありますので、そちらで設定してください。

 

個人的にはISO感度は、コントロールホイールやダイヤル等に設定することで、撮影時に簡単に調整可能ですので、そちらをおすすめします。

 

SONYα7Ⅳ カスタムキー設定でのISO感度の設定方法

メニュー→セットアップ→操作カスタマイズ→カスタムキー/ダイヤル設定

自分が使いやすいところでいいのですが、個人的にはダイヤル/ホイールの④に設定するのがおすすめです。

ISO感度を設定しましょう

ISO感度が設定されました。

これでコントロールホイールを右回り・左回りに回すことでISO感度を簡単に変更することが可能となりました。

 

SONYα7Ⅳ ホワイトバランス 設定

初心者の頃はホワイトバランスはオートでも良いですが、なるべくホワイトバランスは撮影環境が変わる度にマニュアルで数値を調整し合わせていくようにするのがベストです。

 

なぜなら、ホワイトバランスは撮影環境によってオートにしていると同じ空間でも色味が変化してしまうからです。

 

・SONYα7Ⅳ ホワイトバランスの設定方法

まずはホワイトバランスを撮影時にすぐに設定できるようにカスタムキー設定に入れておきましょう

筆者は背面2の中央ボタンにホワイトバランスを設定しております。

ホワイトバランスを選択します

ホワイトバランスを開くと、オートが一番上にあり、下にさまざまな項目があります。

ホワイトバランスを細かく調整したい際には、色温度/カラーフィルターから100K毎に調整可能です。

上下にすることで調整できます。タッチ操作でも可能です。

次にホワイトバランスをグレーカードや白い紙等で合わせていく方法です。

この方法が一番正確にホワイトバランスを合わせることができるので、この方法がおすすめです。

SETをクリックします。

グレーカードが理想ですが、白いものをを中央に合わせて、中央ボタンをクリックします。

そうすると現在の撮影環境のホワイトバランスが設定されます。

そしてこの設定されたホワイトバランスのカスタムに保存されているので、いつでもこのホワイトバランスで撮影が可能となります。

簡単にですがホワイトバランスの使い方は以上で終了です。

SONYα7Ⅳ 測光モード 設定

測光モードとは:画面のどの部分の明るさを測るのかを決めるモード

SONYα7Ⅳの測光モードの種類
・マルチ
・中央重点
・スポット
・画面全体平均
・ハイライト重点

 

それぞれの特徴・メリット・デメリットを解説します。

・マルチ
特徴:画面全体を細かく分割し、バランスよく適切な露出に合わせてくれるモード
メリット:全体的に光が当たっていると綺麗に露出を合わせてくれる
デメリット:画面内に明るい範囲が多くしめる場合は画面は暗く合わせられる。逆に暗い範囲が多いと明るい画面になる

・中央重点
特徴:中央付近の色・明るさを測光する
メリット:画面中央に被写体がある時は露出が綺麗に合う

・スポット
特徴:被写体の一部分のみを測光する。
メリット:逆光の際等の暗くなる場面等で使用すると、露出があう(測光位置は被写体に合わせる)。逆に明るい部分をスポットで測光すると画面全体が暗くなる。明暗差が大きくてもピンポイントでその部分に露出を合わせてくれる。

・画面全体平均
特徴:画面全体を平均的に測光するモード
メリット:構図や被写体に関係なく露出は変化しにくい

・ハイライト重点
特徴:画面内の明るい部分を重点的に測光するモード。
メリット:白飛びを抑えてくれる。

 

基本的に動画撮影時によく使用しているのはマルチ・中央重点・スポットの3種類です。

測光モードも撮影時によく変更しますので、カスタムキーに設定しておくことをおすすめします。

 

マルチでは画面全体の明るさで測光されます。

画面全体に占める割合が明るいところが多いとと暗くなり、暗いところが多いと明るくなる傾向にあります。

ちょうど良い光の当たり方の時はマルチを選択すると良いでしょう。

 

中央重点は中央の明るさを感知し露出を調整してくれます

スポットでは中央重点から更に小さく中央の明るさを感知してくれます。

逆光撮影時は中央重点かスポットが綺麗に被写体が映るのでおすすめです。

 

・測光モード カスタムキー設定方法

メニューからカスタムキー設定に移って、測光モードを設定していきましょう。

筆者はコントロールホイールの下ボタンに設定しております。

SONYα7Ⅳ フォーカス設定

フォーカス設定
・フォーカスエリア
・フォーカスモード
・AFトランジション速度
・AF乗り移り感度
・AFアシスト
・瞳AF
・フォーカスマップ
・ピーキング表示

フォーカスエリア

フォーカスエリア:被写体の位置や大きさに応じて決めるピントを合わせるエリアの事

SONYα7Ⅳのフォーカスエリアは下記5種類の選択が可能です。

・ワイド:モニター全体にピントを合わせてくれる
・ゾーン:モニター上の9個のエリアの中でピントを合わせてくれる。9個のエリアは自分で選択する。特定の範囲内で被写体が動く時に活用
・中央固定:モニター中央にピントを合わせる
・スポット:モニター上の好きなところにフォーカス枠を移動し、ピンポイントにピントを合わせる
・拡張スポット:選択したフォーカス位置でピントが合わない場面にピント合わせの範囲をスポットの周辺まで拡げてピント合わせをする

SONY公式ストアを参照

 

筆者は動画撮影時によく使用するフォーカスエリアはワイドゾーンを使用します。

 

中央固定は場合によっては使用することもあるかもしれないですが、ほとんど使用することはないです。

使用場面としましては、中央から被写体が動かないまたは中央に固定したままの撮影時は使用しても良いです。

 

スポットと拡張スポットに関しては固定撮影以外では撮影することはないです。

ただ、固定撮影時は基本的にマニュアル撮影をしますので、この項目に関しては動画撮影時に使うことは筆者はほとんどないです。

 

・ワイドのオートフォーカス範囲

・ゾーンのオートフォーカス範囲

・中央のフォーカス範囲

参考:SONY公式サイト・フォーカスエリア

 

フォーカスエリアもよく撮影時に使用しますので、自分が使いやすいカスタムキーに設定しておくことをおすすめします。

 

フォーカスモード

フォーカスモードとは:ピント合わせの方式のこと

 

まずフォーカスモードは大きく分けて2種類あります。

・AF(オートフォーカス):自動でピント合わせをしてくれる
・MF(マニュアルフォーカス):手動でピント合わせを行う

 

SONYα7Ⅳのフォーカスモードは2種類

・AF-C(コンティニュアスAF)
・MF(マニュアルフォーカス)

まずはメニューからフォーカスモードを出していきます。

・AF-C(コンティニュアスAF)

シャッターを半押ししている間中、オートフォーカスが働きピントを合わせ続けてくれる機能。

よって、動いているものを撮影する際に向いており、動画撮影向きです。

基本的に動画撮影時はこのAF-C(コンティニュアスAF)で撮影します。

動画撮影時にマニュアルフォーカスもよく使用します。

マニュアルフォーカスに設定したら赤矢印の方向でフォーカスを自分で合わせていきます。

 

AFトランジション速度

AFトランジション速度:被写体を追従する性能を変えずに被写体にピントを合わせる速度を変更可能

AFトランジション速度の設定は7(高速)から1(低速)の7段階から選択可能です。

 

AFトランジション速度は最初はデフォルトのままで良いです。使用していきながら自分好みのトランジション速度に変更していきましょう。

 

AF乗り移り感度

AF乗り移り感度: 被写体を追従する性能を変えずに、被写体にピントを合わせる続ける感度を変えることができます

 

こちらはピントを合わせ続けてくれる感度の事です。

その為、敏感の5に設定することをおすすめします。

場合によっては遅く使用してもいいですが、AFのメリットがあまりなくなってしまうので、おすすめはしておりません。

 

AFアシスト

AFアシスト:AFとMFの切り替えアシスト。AFを使用している際にフォーカスリングを回すことでその際はマニュアルフォーカスに切り替わる機能。

AFでの動画撮影中、シームレスにMF操作に切り換えることのできるAFアシスト機能を新規搭載しました。本機能をオンにすると、AF中のフォーカスリング操作により一時的にマニュアルフォーカスに切り換えることができ、スムーズに被写体の選択とトランジションが可能になります。レンズのフォーカスリング操作をやめると、オートフォーカスに復帰し、フォーカスリングで合わせた被写体に粘り強くオートフォーカス動作を継続します。たとえば、複数の被写体がいるシーンでこの機能を使用し、シーン途中で別の被写体にMFでフォーカスを移動させ、その後は切り換えた被写体をAFで追い続けるといったフォーカスワークが容易になりました。動物や鳥のリアルタイム瞳AFとの併用も可能です。多くのリニアレスポンスMF搭載のレンズでより効果的に使用できます。

SONYα7Ⅳ 特徴

AFアシストは「入」にしておくことをおすすめします。

あまりマニュアルフォーカスを使用しない方は「切」にしておいても大丈夫です。

 

瞳AF

瞳AFとは:AF中に瞳にピントを合わせてくれる機能

瞳AFは「入」に設定しておきましょう。

顔/瞳枠表示を「入」にする事で瞳AFが効いている時にわかりやすいので、入にしておくことをおすすめします。

基本的には人物に対象にしておいて良いですが、もし動物・鳥を撮る際はこちらにチェックすると良いでしょう。

 

フォーカスマップ

フォーカスマップ:立体的に分かるピントアシスト機能

 

フォーカスマップではピントがあったところはマッピングされずにピントがあっていないところは赤や青色でマッピングされます。

 

そのため、立体的にピントがあっているかあっていないか分かりやすくなっております。

 

・フォーカスマップの設定方法

メニュー→フォーカス→ピント補助→フォーカスマップ

フォーカスマップを「入」にしたらピントが合っているところは何も色表示されずに、ピントが合っていないところが色表示されます。

ピーキング表示

ピーキング表示とは:マニュアルフォーカス時にピント合わせの補助となる設定

 

ピーキング表示の設定をすると、ピントを合わせた部分の周りが赤く表示されます。

ピントが合っていないと赤い部分は表示されません。

明るい日中の撮影時はモニターを見てのピント合わせがしづらいですが、ピーキング設定を行っておけば、モニターを見ての調整もしやすいです。

 

マニュアルフォーカスでの撮影時はとても便利な設定となりますので、一度使用してみて下さい。

 

・ピーキング表示の設定方法

メニュー→フォーカス→ピーキング表示

ピーキング表示はデフォルトでは「切」になっているので、使用する際は「入」に設定してください。カスタムキーに設定することをおすすめします。

ピーキング色はレッドが見やすいのでレッドを選択することをおすすめします。

ピーキングレベルは中〜高が見やすくておすすめです。

ピーキング表示すると椅子の内側にピントが合っているのがわかります。

 

SONYα7Ⅳ ピクチャープロファイル 設定

ピクチャープロファイル:映像の特徴を決めるパラメーターを調整・変更するメニュー

 

階調や発色、輪郭の調整等の細かい調整項目はありますが、最初はプリセットで充分です。

 

個人的におすすめのピクチャープロファイルはPP6(Cine2〜4)かPP7(Slog)・HLG(PP10)・S-Cinetone(PP11)です。

 

慣れてきたら、自分好みに細かい調整をしていきましょう。

 

Cineとは:SONYカメラのピクチャープロファイルの一つ。Logに比べてダイナミックレンジは狭いがノイズが乗りにくくカラー調整が行いやすいプロファイル。

Cine2〜Cine4 特徴:
・Cine2は最低ISO感度100から使用可能(Cine4は200から)
・Logに比べてノイズが大幅に減る
・Logに比べてダイナミックレンジは狭くなる
・初心者でも色を乗せやすい
・Cine4よりCine2の方が明るい部分と暗い部分のレンジが広い
・Cine2はCineの中でも明暗が激しい環境でもしっかり写してくれる
・撮影条件が良い場合はCine3・4でコントラスト高めに撮る

Cine2・Cine4(PP6)の設定・使い方を解説した詳細記事はこちらより↓

https://tatsumovie.com/sonyα7iii-explains-the-settings-and-usage-of-cine2-to-cine4-pictureprofile/

 

Slogとは:SONYカメラのlog撮影の事

Log撮影とは:通常の撮影よりダイナミックレンジが広く白飛びや黒潰れを防ぎ、カラー調整の幅を広く記録する撮影方式

Slogは一番ダイナミックレンジが広く、上手に撮影・編集ができた際は一番良いカラーで仕上がると思います。

しかし、Slog撮影は難しいです。常に適正露出(Slogは露出+2)に合わせて撮影していかないといけません。露出のミスでノイズだらけの映像になってしまうという事は多いので、慣れるまではCineかHLGでの撮影をする事をおすすめします。

ちなみにSlog2とSlog3の違いポイントを載せておきます。

・Slog2 Slog3の違い
Slog2:ミッドトーン〜ハイライトの階調に有利。8bitカメラではSlog2の方が色潰れせずに記録しやすい。
Slog3:シャドウ〜ミッドトーン・ハイライトの階調に有利。明暗差がかなり激しい際はSlog3の方が黒潰れ・白飛びせず記録可能。階調が多くないと色潰れしやすいので10bitカメラで使用推奨。

 

Slog2・Slog3の設定・使い方・編集方法まで徹底解説した記事はこちらより↓

https://tatsumovie.com/sonyα7iii-thorough-explanation-of-slog2-slog3-settings-usage-and-editing-methods/

 

 

PP10(HLG2):ダイナミックレンジも広く、編集でのカラー調整も可能。また、色彩とコントラストもしっかりついているため、撮ってだしでも綺麗。

 

HLGはHDR動画ですので、かなり綺麗に撮れますし、ダイナミックレンジも広いので、かなりおすすめ。

撮って出しでも綺麗な動画ですので、初心者の方にも使いやすいかと思います。

 

HLG(PP10)の設定・使い方を解説した記事はこちらより↓

https://tatsumovie.com/sonyα7iii-explains-the-setting-and-usage-of-hlg-pp10-pictureprofile/

 

S-Cinetoneとは:人の肌を綺麗に出すことが可能なフィルムルックなピクチャープロファイル

 

S-Cinetoneは人の肌が特に綺麗に映ります。エモい動画を撮りたい際や撮って出しで使いたい方にとってはとても嬉しいピクチャープロファイルかと思います。

 

S-Cinetoneの設定・使い方を解説した詳細記事はこちらより↓

 

 

SONYα7Ⅳ ガンマ表示アシスト 設定

ガンマ表示アシストとは:LOG撮影時にガンマ表示アシストを「切」にしておくと、LOGの色味でしかモニターに表示されません。しかしガンマ表示アシストを「入」にするとLOGにLUTを当てた状態になるので、モニターにもコントラストのついた映像で表示されます。

 

その為、撮影時に実際にどう撮れているかがわかりやすいので、もしLOG撮影等の撮影段階で色味が薄くなる撮影をする際には、「入」にすることをおすすめします。

ガンマ表示アシスト方式
・オート
・S-Log2
・S-Log3
・HLG(BT.2020)
・HLG(709)

の5種類あります。撮影のピクチャープロファイルに合わせて選択しましょう。

SONYα7Ⅳ 手ぶれ補正 設定

SONYα7Ⅳ 手ぶれ補正は、メニュー→撮影→⑨手ぶれ補正
にあります。

手ぶれ補正の種類は2つ
・アクティブ
・スタンダード

動画撮影時は手ぶれ補正を基本的にはスタンダードに設定しておきましょう。

アクティブ:強力な手ぶれ補正
スタンダード:標準的な手ぶれ補正

アクティブを使用する際は、手持ち撮影の時に使用するのがおすすめです。

 

アクティブ手ぶれ補正を使用すると手持ち撮影でも全然使用できる映像になります。

しかし、注意点としては、アクティブを使用している際は、少しだけ画角が狭くなります。

約1.1倍クロップされるようです。

その為、適宜状況に合わせてアクティブに設定する事をおすすめします。

 

スタンダードを使用する際は、ジンバル撮影時はこのモードがおすすめです。

スタンダードで手持ち撮影では手ブレが結構目立ちますが、ジンバル撮影時は適度な手ぶれ補正をかけてくれます。画角も変わらないところも嬉しいところです。

 

手ぶれ補正を「切」にする際は、三脚撮影時にしましょう。

三脚撮影時は手ぶれ補正が誤作動を起こす可能性があるので、そのような際は「切」に設定してください。

 

SONYα7Ⅳ グリッドライン 設定

グリッドラインは撮影時の構図の参考になりますので、入れておくことをおすすめします。

・グリッドラインの表示方法

メニュー→撮影→撮影画面表示

グリッドライン表示を「入」にします。

グリッドラインの種類は3種類
・3分割
・方眼
・対角+方眼

下記画像は3分割です。

筆者は3分割か対角+方眼を使用することが多いです。

グリッドラインは自分が使用しやすいものを選択し入れることをおすすめします。

 

SONYα7Ⅳ ブリージング補正 設定

ブリージングとは、ピント合わせが変わった際に起きる画面のズレのことです。

ブリージングが補正されるというのは、ピントが変わった際の映像の違和感がなくなりますので、この機能はめちゃめちゃ嬉しいです。

 

・ブリージング補正の設定方法

メニュー→撮影→レンズ補正→ブリージング補正

ブリージング補正を「入」にしましょう。

SONYα7Ⅳ プラスでおすすめする設定

SONYα7Ⅳ プラスでおすすめする設定
・強調表示
・美肌効果
・自動電源OFF温度:高い
・アンチダスト効果
・高感度ノイズ低減
・ゼブラ表示
・ファイル/フォルダー設定
・静止画/動画独立設定
・歪曲収差補正
・撮影設定登録
・フレキシブル露出モード

強調表示

強調表示を設定することで動画撮影を行なっているのがすぐにわかりますので、設定しておくことをおすすめします。

動画撮影時に下記画像のように赤く枠が表示されるので、録画ボタンの押し忘れを防ぐことができます。

 

美肌効果

美肌効果を入れると言葉の通り美肌補正がかかります。

ポートレート撮影時には特に適応させておくことをおすすめします。

メニューから露出/色>カラー/トーン→美肌効果

美肌効果は低・中・高の設定が可能です。

美肌効果は撮影時に適応させることが多いのでカスタムキーまたはFnキーに設定しておくことをおすすめします。

 

自動電源OFF温度

自動電源OFF温度:撮影時に電源が自動で切れる温度の設定が可能

[高]に設定することでカメラの温度が高くなっても撮影することができます。

 

・自動電源OFF温度の設定方法

メニュー→セットアップ→電源オプション→自動電源OFF温度

自動電源OFF温度
・標準
・高

温度が高くなっても撮影を続けたい場合は「高」に設定しておきましょう

「高」に設定する際には下記表示がありますが、確認をクリックしましょう。

これで設定完了です。

 

アンチダスト効果

アンチダスト効果:レンズの取り替えの際に本体のシャッターを閉じて、ほこりやごみが入らなくなる機能

これは設定しておいた方が絶対良いので、設定しておきましょう。

・アンチダスト機能の設定方法

メニュー→セットアップ→セットアップオプション→アンチダスト機能

電源OFF時のシャッターを「入」に設定しましょう

下記注意書きに注意して確認を押しましょう。

 

ゼブラ表示

ゼブラ表示とは:白飛びを防ぐための表示設定

ゼブラ表示の設定方法

メニュー→露出/色→ゼブラ表示

ゼブラ表示を「入」に設定

ゼブラ表示を100にすると輝度レベル100以上の露出になるとその部分が白飛びします。

その為、白飛びを抑えて撮影しようと思ったら100以下、つまりゼブラが表示されないところまでで撮影をすれば良いということです。

モニターを見て簡単に白飛びを防ぐことができますので、アシスト機能としてはかなり便利ですよね。

他にも適正露出を合わせる際に便利な設定等ありますが、今回はこれぐらいにしておきます。

 

ファイル/フォルダー設定

ファイル/フォルダー設定では、データ管理をわかりやすくするために行います。

メニュー→ファイル→ファイル設定

ファイル名形式をクリック

日付+タイトルに設定すると、日付毎に管理されるので、管理が楽になります。

 

静止画/動画独立設定

静止画/動画独立設定:静止画撮影と動画撮影時に個別に独立して設定することができる機能です。

静止画/動画独立設定の設定方法

メニュー→セットアップ→操作カスタマイズ

静止画/動画独立設定をクリック

独立させたいところをチェックしましょう。

 

歪曲収差補正

歪曲収差補正:撮影時に発生する歪みを自動で補正してくれる機能

動きの多い撮影時は歪みが出ることがあります。その際に歪曲収差補正を「入」にすることで、自動で補正にしてくれます。

オートにしておくことをおすすめします。

 

撮影設定登録

撮影設定登録を行うことで、これまで設定した内容を登録しいつでも呼び出すことが可能となります。

メニュー→撮影モード→登録/呼び出しメディア

撮影設定登録をクリック

好きな位置に登録しましょう。

 

フレキシブル露出モード

フレキシブル露出モード:写真と動画の露出をマニュアルとオートの切り替えがカスタムキーで設定可能となるモード

オートまたはマニュアルの設定ができ、マニュアル設定時(デフォルト)は手動で絞りやシャッタースピードの値を設定可能。カスタムキー(デフォルトはC1/C2)に割り当てておけば、撮影画面でワンプッシュですばやいオート/マニュアル切り換えが可能です。

SONY公式サイトより

 

言葉では伝わりにくいところだと思いますので、画像を交えて解説していきます。

 

・設定方法

メニュー→撮影モード→露出制御方式

露出制御方式をクリック

フレキシブル露出モード、OKをクリック。

C4をクリックすると

シャッタースピードの左側にAとついたと思います。

Aはオートで、もう一度C4をクリックするとマニュアルで設定することができます。

C1はISO感度です。

C1を押すとISO感度の左側にAと付きました。この際はISO感度がオートになっているということです。もう一度押すとISO感度をマニュアルで撮影できます。

最後はC2です。C2はF値です。

F値の左にAとついたらオートで、もう一度押すとマニュアルで撮影できます。

もし従来のP/A/S/Mモードで撮影したい際には、P/A/S/Mモードにしましょう。

ここに関しては自分の好みになってくるかと思いますので、使用してみて使いやすい方を選択してください。

SONYα7Ⅳ カスタムキー設定・Fnメニュー設定

最後に簡単にカスタムキー/Fnメニュー設定を紹介していきます。

 

カスタムキー設定とは:カメラ本体のボタンに自分の好きな設定を割り当てることができる機能

カスタムキーによく使用する機能を割り当てておくことで、撮影時にすぐに設定した機能を使うことが出来るので、かなり便利です。

 

Fnメニュー設定とは:Fnボタンをクリックする事で、自分の好きな機能を入れておくことが出来る機能

こちらはカスタムキーに入らなかったけど、よく使用する機能を入れておくことをおすすめします。

 

カスタムキーの中身の解説まですると、かなり長くなってしまいますので、今回は何を設定しているかだけ紹介いたします。

詳細知りたい方はこちらの記事をチェックしてください↓

 

・カスタムキー設定方法

メニュー→セットアップ→操作カスタマイズ→カスタムキー/ダイヤル設定

今回は動画のカスタムキー/ダイヤル設定を選択します。

・背面1

①再押しAEL
②APS-C S35/フルサイズ
③ISOオート/マニュアル切り替え(フレキシブル露出モード)
④カスタムに従う(フォーカスモード)
⑤Tvオート/マニュアル切換

・背面2

①フォーカスエリア切換
②ホワイトバランス
③ピクチャープロファイル
④カスタムに従う(ISO感度)
⑤測光モード

・上面

①動画撮影
②Avオート/マニュアル切換

・レンズ

①カスタムに従う(フォーカスホールド)

・ダイヤル/ホイール

①Tv
②Av
③露出補正
④ISO

 

・Fnメニュー設定

カメラのファンクションメニューはデフォルトのままです。

下の動画ファンクションメニューを参照ください。

左上から右に1〜12とします。

  1. 記録方式
  2. 記録フレームレート
  3. ブリージング補正
  4. 手ぶれ補正
  5. 美肌補正
  6. フォーカスマップ
  7. ピーキング表示
  8. ピーキングレベル
  9. ガンマ表示アシスト
  10. 録音レベル
  11. 風音低減
  12. 記録メディア設定

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 

SONYα7Ⅳの動画撮影時のおすすめ設定方法を初心者の方にもわかりやすく解説致しました。

 

少しでも参考になれば幸いです。

 

そのほかのSONYα7Ⅳの記事で気になるものがあればチェックしてみて下さい。

 

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