映像制作において編集時に美肌補正ができる機能があるとかなり嬉しいですよね。
ダビンチリゾルブを使用している方では美肌補正をする方法はいくつかあるのですが、その中でもUltra beautyというエフェクトは簡単に編集できておすすめですので、紹介していこうと思います。
一点注意点があるのですが、今回紹介するUltra beautyエフェクトは有償版のみ使用可能ですので、使用したい方は有償版の購入をお願いいたします。
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それではUltra beautyエフェクトの使い方を解説していきます。
美肌補正エフェクトの使い方【Ultra Beauty】
今回は下記映像にエフェクトを適応させていきます。
まずはエフェクトを適応する前に肌のみにエフェクトがかかるようにスポイトツールで抜いていきましょう。
カラーページ→スポイトツールを選択
スポイトツールを選択したら肌を選択します。
そうすると下記画像のように肌の部分が抜かれますが、まだ抜き具合が不十分ですので、微調整していきましょう。
しっかりと肌が出るように色相・彩度・輝度で調整します。
次にマスクを使って肌部分のみにエフェクトがかかるように調整していきます。
最後に映像は動きがあるので先ほどかけたマスクにトラッキングをかけていきます。
赤枠内の再生ボタンをクリックするとトラッキングが開始されます。
これで準備が整いましたので、エフェクトを適応させていきます。
モードに関してはウルトラビューティーと自動の2種類あります。
自動に関しては細かい調整はできないのですが、超簡単にビューティー機能を使用できます。
適応量を左にするとディティールがクッキリとしてきますので、毛穴等が目立ちやすくなります
逆に右に調整すると滑らかな質感になります。
やりすぎると違和感が出るので良い位置に調整しましょう。
細かな調整をしたい場合はモードをウルトラビューティーにしましょう。
スムースも2種類あり、平坦化とフィルターがあります。
個人的には平坦化よりフィルターの方が自然な質感で補正されるので、おすすめです。
より強く滑らかにかけたい場合は平坦化を選びましょう。
平坦化の強度を最大にしたものが下記になります。
フィルターの強度を最大にしたものが下記になります。
ディティールの復元:ディティールを上げる事で元の質感が戻ってきます
違和感のでないちょうどいいところまで戻していく事をおすすめします
テクスチャーの復元に関しても同様でいいところまで戻してく事をおすすめします
グレインも自然なところまでかけていく事をおすすめします。
また、全体の微調整をブレンドで行っていきましょう。
調整前
調整後
今回は滑らかに自然な感じになるように調整してきました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDaVinci Resolveにて美肌補正エフェクト(Ultra Beauty)の使い方を解説していきました。
美肌補正エフェクトは直感的に映像を見ながら調整していきますので、今回はあまり細かな説明はしていないですが、調整方法は難しくはないので、ぜひ試してみてくださいね。
有償版を使用されている方はぜひ使用してみる事をおすすめします。
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最後まで見ていただきありがとうございました。