映画や好きな動画クリエイターのルックと同じような色味を作りたいという方は多いのではないでしょうか。
そんな際に、DaVinci Resolveに元々備わっている機能で簡単に同じようにルックを作りやすい機能があると便利ですよね。
実際にルックを作るのは自分ですが、真似しやすい環境を整えることは可能です。
今回はDaVinci Resolveでの参考にしたいクリップのルックを作る方法を解説していきます。
少しでも参考になれば幸いです。
【DaVinci Resolve】参考にしたいクリップのルックを作る方法
・参考にしたいクリップのルックを作る方法
まずは基本的な操作方法から解説していきます。
まずは画面で右クリックしスチルを保存をクリック。
そうすると左上のギャラリーにスチルが保存されます。
そして画面左上のイメージワイプをクリックします。
そうすると左側が現在のクリップが表示され、右側にスチルを保存したクリップが表示されます。
真ん中に境界線があると思いますので、左右の色合いとスコープを見ながら色調整を行なっていきましょう。
境界線は左右にドラッグすることも可能です。
また、一つ隣のボタンをクリックすると上下に境界線が表示されます。
スコープ右側の露出に合わせていきたいので、左の露出を右に合わせて上げていきましょう。
露出調整をすると左右の境界線はなくなり、スコープ上も綺麗に揃いました。
このように前後のクリップで調整していくと輝度や色調整が簡単に合わせることができます。
綺麗に境界がなくなってますね。
こんな感じで左右に表示して合わせていくというやり方です。
では、次に実際に参考にしたいクリップと同じように調整してみます。
フィルムルックを作っていきます。
編集前が左、参考にしたいクリップが右です。
パレード上も左半分が編集前のクリップ、右半分が参考にしたいクリップが表示されますので、パレードの色情報を参考に左右で合わせていきます。
右のクリップのハイライトの方が低いので、ゲインを下げてハイライトの露出を合わせていきます。
合わせると露出がだいぶ合いました。
次に直感的に色を調整するツールでおすすめなのがカラーワーパーです。
カラーワーパーを選択し、色を変更させたい部分を選択し、矢印方向にドラッグする事で、近い色味に調整することができました。直感的にクリップを見ながら色を合わせていくとやりやすいです。
スコープ上には調整しているところに丸がつきますので、どこを調整しているかわかります。
調整後はこんな感じです。
編集後のクリップ
参考のクリップ
簡単に今回はルックを作る方法を解説しましたが、ここから更に細かくカラー補正機能を使って調整することで更に同じようなルックを作ることが可能となります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回はDaVinci Resolveでの参考にしたいクリップのルックを作る方法を解説していきました。
同じようなルックを作るときにかなり便利な機能ですよね。ぜひ参考にして自分が真似したいルックを作っていってみてくださいね。
では、最後まで見ていただきありがとうございました。