DaVinci ResolveにはDVDへ書き出す設定はありません。
DaVinci Resolveを使用してパソコンでDVDにしたいという方は多いかと思います。
DVDにする際にはいくつか手順がありますので、その手順をわかりやすく解説していきます。
今回は、DaVinci Resolveを使用しDVDへの書き出し方法を解説していきます。
- 使用パソコン:MacBook Air13inch M1
- DVDへ焼く機材:Apple USB SuperDrive
- DVDにする際に使用するソフト:DVDStyler(無料で可能)
パソコンはWindowsでも可能ですので、参考になるかと思います。Windowsのパソコンの場合は基本的にはパソコンの中でDVDを焼くことが可能かと思いますので、Apple USB SuperDrive等の外付けプレイヤーは不要です。
MacBookを使用している方の方が同じ環境で同じ方法でできますので、理解はしやすいかと思います。
DaVinci ResolveでDVDへ焼くために用意するもの
DaVinci ResolveでDVDへ焼くために用意するものおすすめ
・DVD-R
・外付けDVDドライブ:Apple USB SuperDrive(MacBook使用の方)
DVDに書き出すにはDVDが必要です。
DVDには大きく分けてDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMがあります。
目的に応じてDVDの種類を選択しましょう。
筆者は結婚式等の案件時に使用する事が多い為、一度書き込みが出来たら良いのでDVD-Rを選択する事が多いです。
・それぞれのDVDの特徴
DVD-R:書き込みは1度のみ。上書き保存不可。容量は4.7GB。値段は一番安価。長期保存に最適。
DVD-RW:1度書き込んだデータを上書き保存可能。容量は4.7GB。約1000回程度の書き込みが可能。
DVD-RAM:約10万回程度書き換えが可能。容量片面4.7GB/両面9.4GB。
値段的にはDVD-R/DVD-RW/DVD-RAMの順に高くなります。
書き込みを何度もする必要がなければ一番値段が安いDVD-Rを選択すると良いでしょう。
・おすすめDVD
バッファロー DVD-R
FalconMedia DVD-R
・外付けDVDドライブ
MacBookを使用している方でおすすめの外付けDVDドライブはApple USB SuperDriveです。
やはり純正のApple製品ということで安心・安全です。
発売日は古いですが性能自体も十分高いです。使用していて困る事は特にありません。
Apple USB SuperDriveをMacBookで使用する際には、USB-C/USB-Aの変換ハブが必要となります。
変換ハブはApple純正の商品でないと、「供給電力不足」と出てきて使用できないことがほとんどですので、Apple純正の変換ハブを使用していただけたら大丈夫です。
貼っておきますので、もしApple USB SuperDriveを使用しようと思っている方は、合わせて購入しておいて下さい。
Apple USB SuperDrive以外のDVDドライブを使用したいという方はBUFFALOやロジテックのDVDドライブもおすすめですよ。
・おすすめ外付けDVDドライブ
BUFFALO DVDドライブ
ロジテック 外付け ポータブルDVDドライブ
【DaVinci Resolve】MacBookでのDVDへの書き出し方法
MacBookでのDVDへの書き出し方法
①ダビンチリゾルブで書き出しを行う
②dvdオーサリングソフト(DVDStyler)を使用しDVDを焼く
オーサリングソフト:作成した動画をDVD-VIDEO形式にする事ができるソフト
DVDStylerでの対応形式:AVI, MOV, MP4, MPEG, OGG, WMV その他のファイル形式
ダウンロードリンク:DVDStyler
ダウンロードリンクをクリックする事で下記画面が表示されます。
MacBookを使用している方は赤枠で囲まれたリンクをクリックしてください。
もしWindowsのパソコンを使用している方は一つ上のWindowsのリンクをクリックしてください。
次の画面に飛ぶので赤枠内のリンク(DVDStyler Mac OS-X binary)をクリックしてください。
ダウンロードを許可しますか?と表示されますので、許可をクリックしてください。
ダウンロードしたら、とりあえずデスクトップに出していきましょう。
DVDStylerがあると思いますので、ダブルクリックしてDVDStylerを開きます。
その中にアプリがありますので、ダブルクリックしましょう。
MacBook使用の方は、外部からダウンロードしたアプリの為、「”DVDStyler”は、開発元を検証できないため開ません。」と表示されると思います。
この表示が出た場合は一度キャンセルをクリックしてください。
「”DVDStyler”は、開発元を検証できないため開ません。」と出た際の対応として、
システム環境設定を開きます。
そして、セキュリティとプライバシーを開いて、ダウンロードしたアプリケーションの実行許可のところでこのまま開くをクリックしましょう。
「”DVDStyler”の開発元を検証できません。開いてもよろしいですか?」と表示されますので、開くをクリックしてください。
これでDVDStylerを開くことが可能です。
開いたら設定をしていきましょう。赤枠で囲んだところにチェックをつけてください。
Video Format:NTSC
Aspect Ratio:16:9
Audio Format:AC3 48 kHz
チェックしたらOKをクリック。
次にタイトルを好きな名前に変更しましょう。
タイトルのところをダブルクリックして名前を変更します。
ダブルクリックすると名前変更可能な設定が出ます。
Textのところを変更します。今回はダビンチにしました。
次にフォントを日本語の中から好きなフォントに変更してください。
背景を変えるには左にあるBackgroundsの中から好きなものに変更できます。
ダブルクリックで変更可能です。
書き出した動画を読み込むには、赤枠内のボタンをクリックしてください。
書き出した動画を選択しOpenをクリックしてください。
そうすると動画が追加されます。
ちなみに、チャプターメニューも好きなようにカスタマイズ可能です。
動画で右クリックしAddからChaptre menuをクリックしてください。
プロパティで細かく調整が可能となります。
今回は解説しないですが、自分の好きなようにカスタマイズしてください。
最初から繋いでいても良いですが、今からDVDに焼いていきたいと思いますので、Apple USB SuperDriveをMacBookと繋いでいきます。
そして、DVDを入れます。
では、DVDに焼いていきましょう。
DVD書き込みボタンをクリックしてください。
そうすると書込み設定が出ます。まず初めに書き出しを失敗しないための設定で知っておくべき事がありますので、下に記載します。
書き出しを失敗しないための設定
・書き出しのフォルダ名は半角英数字
・外付けのSSDやHDDに保存する
まずは一時保存用ディレクトリの保存先をわかりやすいところに保管しておきましょう。
赤枠のボタンをクリック。
そして外付けSSDに半角で名前をつけてOpenをクリックして、保存先を選択します。
DVDに書き出す前にまずISOファイルを作成しておきます。
ISOファイルの保存先も先ほどのSSDと同じところを選択することをおすすめします。同じところに管理した方が後で管理が楽になるからです。どこに入っているかわからなくなると、削除したい時に困ります。
先ほどのファイルに保存します。
まずはISOイメージファイルを作成にのみチェックを入れて開始をクリックします。
そうするとISOイメージファイルが作成されますので、少し待ちましょう。
ISOイメージファイルが完成したら、生成が正常に終了しました。と表示されます。
作成されたら閉じるをクリック。
一応確認してみます。先ほどのファイルを開いてみるとISOファイルができております。
次にDVDに焼いていきましょう。
DVDに書込みにチェックを入れて、DVDメディアをフォーマットは中身を消したい際にチェックを入れておきましょう。
デバイスをお繋ぎのドライブを選択し、書込み速度はautoで開始をクリックします。
DVDに焼く際は少し時間がかかりますが、待ちましょう。書き込みが正常に終了しました。と表示されたら、DVDに焼けたはずです。
DVDに焼けたら、DVDが自動で出てきます。
DVDをDVDプレイヤーに入れて再生してみて流れたら大丈夫です。無事に流れました。
以上で簡単にですが、DVDに焼くまでの手順を解説しました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、DaVinci Resolveを使用しDVDへの書き出し方法を解説していきました。
- 使用パソコン:MacBook Air13inch M1
- DVDへ焼く機材:Apple USB SuperDrive
- DVDにする際に使用するソフト:DVDStyler(無料で可能)
DVDStylerやApple USB SuperDrive等の外付けプレイヤーを使用して、DVDへ焼く際に一連の流れで解説しましたので、特に同じ環境で行われる方にとっては有益な内容であったのではないかと思います。
筆者もかなり調べて、無料で一番簡単にできる方法を調べた上でこの方法が楽でしたので、今回記載させていただきました。
同じ悩みを抱えていた方にとって少しでも助けになれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました。